鳴子温泉郷 中山平温泉 東蛇の湯

「東蛇の湯」のレポート ｜ 日帰り

同じ中山平温泉にある元蛇の湯と性格的には同じ、湯治色の強いのが東蛇の湯である。女性への配慮が少ないという点で、慣れないと女性にはかなりきついかもしれない。しかし観光化されていないという点においては真面目に温泉目的の客しかいない訳で、逆に気分的には楽なのではないだろうか。

建物はかなりボロい。しかし驚くのは脱衣所に行ってからだ。元蛇の湯とは違い男女別の脱衣所が完備されている…が、女性用も男性用もなんと素通しのガラス。意味ねえわ。ただまあ、男性と一緒くたに着替えるよりは気分的にはマシかも。

脱衣所からまず内湯に出る。内湯を通り抜けて外に出るといきなり露天風呂の湯舟がある。内湯も狭いが、露天風呂も広くはない。長細い形なので、露天風呂への出口付近に人がいると女性は移動しにくい。

お湯は中山平温泉らしいぬるっとした感触。ただ、二度目だからなのかそれとも露天風呂だからなのか、元蛇の湯で感じたほどの感動はなかった。純粋にお湯を楽しみたいのであれば、内湯かまたはほぼ内湯と同じである元蛇の湯の方をお勧めする。それでもやっぱりオープンエアにこだわるなら、こっちだ。