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混浴貸切温泉〜快楽秘湯表編

三斗小屋温泉 煙草屋旅館

日帰り温泉・共同湯・温泉旅館 - 混浴貸切温泉レポート
三斗小屋温泉 煙草屋旅館の混浴露天風呂。

アクセス(自動車)

那須ロープウェイ山頂駅または峠の茶屋から徒歩1時間55分(山と高原地図に記載のタイム)。

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「煙草屋旅館」のレポート | 宿泊

混浴内湯
混浴露天

三斗小屋温泉は栃木県と福島県の境目辺り、那須岳の山中にある歩いてしか行けない温泉。なぜこんな場所に宿があるかというと、会津中街道が通っており昔は旅人が行き交うそれなりの街道だったから。

ちなみに一口で那須岳と言っても、那須岳という山頂は無い。茶臼岳や朝日岳などのいくつかのピークを総称して那須岳と言う。

【峰の茶屋からのルート】

三斗小屋温泉までは峰の茶屋から延命水を経由して行くルートが一番近い。ロープウェイを利用しても峠の茶屋から歩いても所要時間は殆ど変わらないし、体力的にもさほど違いはないので、ロープウェイ料金をかけるより峠の茶屋から歩く方が良い。

年によって違うが4月のこの時季は山中にまだ雪がたっぷり残る。ベストシーズンを外すことが当たり前のように癖になった自分はわざわざこの時季を選んだが、一般には6月〜10月くらいまでを目安とした方が良いだろう。煙草屋旅館の営業は4月19日から始まったばかりだ。

体力の無い自分でも物足りなく感じる程度なので、コースとしての厳しさは少なく容易な方である。もしこのコースで息が上がるようだったら、普段の生活を見直す必要があるんじゃないかな。

出発当日の天候は雨。加えて強風のためロープウェイは運休。結果的に茶臼と朝日もやっつけとこうという目論みはご破算にしたが、三斗小屋温泉へは諦められず強行した。峰の茶屋付近は風の通り道で人間を軽く吹き飛ばすほどの強風が吹くこともあるというから、真似してはダメです。

雪に足を潜らせながら2時間半かけて三斗小屋温泉に到着。なんと泊りはうちらだけ。この天候じゃあなと思ったら、予約そのものが他に無いとのこと。穴シーズンだ。但し翌週から始まるGWは既に満室だそう。

【混浴の共同浴場】

煙草屋旅館には内風呂と露天風呂があり、どちらも混浴。内風呂には混浴の共同浴場と女性専用内湯がある。共同浴場は板張りの浴室で、古い情緒が残る。源泉が注がれる場所とさらにふたつに仕切られていて、温度の違いを楽しめる。今は時期的に湯温が下がりやすいためか、銀マットで蓋をされているのでそれをめくって入浴。なにせ完全貸切だからのんびり楽しむことができた。

【混浴露天風呂】

夕食後に露天風呂へ。露天風呂は宿より一段高い丘に造られている。脱衣所は小屋になっているが、男女は分かれていない。湯船は思っていたより大きかった。暮れ行く山の景色を眺めながらの入浴となるところだが、雨がまだ降り続いており展望は開けず、満天の星も見ることはできなかった。

午後9時就寝、翌朝再び露天風呂へ向かう。雨は断続的に降り続き、正面に望むはずの大倉山も中腹から上はガスの中。それでも開放的な絶景を堪能し、貸切ということもあって十二分に満喫できた。悪天を突いてまではるばる来た甲斐があったというものだ。

三斗小屋温泉。左が大黒屋、右が煙草屋旅館。
中央奥の右側に入口がある。
内風呂の共同浴場。
露天風呂の横にある脱衣所。
煙草屋旅館の露天風呂。想像していたより大きかった。
正面に大倉山が見える筈だが、天気が悪く山頂部はガスの中。
ヘビーな温泉めぐりにも活用、道の駅(仮眠)・車中泊場所マップアプリ

訪問時入浴状況   旅行日時|入浴者数

2008/4/下旬(平)雨
宿泊
宿泊者無し

三斗小屋温泉 煙草屋旅館 - 施設データ(最新)

住所 栃木県黒磯市三斗小屋温泉
電話番号 0287-69-0882
宿泊料金 --
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露天風呂 混浴1
内風呂 混浴1、女1
日帰り入浴 13:00〜15:00 1,000円
補足事項 冬季休業 混浴露天の女性時間13-14,15:30-16:30,18-19 混浴内湯の女性時間14:30-15:30
駐車場 那須ロープウェイまたは峠の茶屋駐車場を利用
脱衣所 男女共用
タオル巻き 水着禁止

三斗小屋温泉 煙草屋旅館の口コミ

2004/09/14

秘湯と言われる温泉は数々あれど、三斗小屋温泉は最高のプレゼントが用意されています。温泉に浸りながら、「星くずの乱舞」と「天の川の架け橋」に出会えます。

温泉へ辿り着く迄は、登山道を歩いて行くため軽登山用の装備(登山靴とリュック程度)は最低限必要です。那須ロープウェイを下車後〜牛ヶ首〜峰の小屋経由で行くと約1時間半位で辿り着きます。

旅館は自家発電の為、21時に消灯で 廊下の灯り確保するためランプが備え付けてあります。電話やテレビの日常設備は有りません。食事の内容は品数豊富とは行きませんが旅館の従業員の方が足で運ぶ事を思えば贅沢な内容です。

露天風呂は懐中電灯持参を持参します。熱くもなく冷たくもなく快適な湯温に調整してあります。暗闇の深山に有ることもあり、星空は絶賛です。天の川がはっきりと見え、流れ星にも幾度も遭遇出来ます。温泉に浸かりながら満天の夜空はここだけしか体験出来ないと思います。これが登山道を苦労して辿り着いた後のご褒美です。

宿泊客はハイカーが殆どで、夜空の露天風呂へ浸かる人も少ないのですが、暗闇で有るが故、女性も周りを気にせずゆっくり浸かることが出来ます。

満月の夜は、月明かりが邪魔になり満天の星空とはならないようです。新月の頃が最高のようです。

温泉ハイク人 様
2002/05/04

こんにちは。1泊または日帰りで山歩きをして、山の温泉に浸かってくることを趣味にしている自称、温泉ハイク人です。

私の最もお薦めの混浴できる温泉は、那須の山奥にある三斗小屋温泉煙草屋です。もう10回くらい行っています。

那須ロープウエイの先に無料の駐車場があります。ロープウエイで峠まで登ってそこから歩きだしても良いですが、この無料駐車場からテクテク歩く事をお薦めします。10月始めの紅葉の季節がベスト! 山肌のチチマザサの常緑の上に朱色、赤色、黄色と色とりどりの木々が浮かんで見え、美しいの一言。

駐車場から約45分歩くと、峠の避難小屋があり、ここからは下りです。原生林の中を約1時間。途中、“延命水”と呼ばれる水場があり、この水は美味し〜いです。水筒に汲んでいき、温泉に入った後ウイスキーの水割りを作って飲むとまた格別です!

三斗小屋温泉煙草屋は内湯が2つ、露天風呂が1つ。内湯は1つが女性専用。もう1つは混浴です。露天は3〜5時の間が女性専用タイムで、後は混浴となります。

晴天の日は、満天の星を眺めながら入浴できます。脱衣所の電球をわざとはずしてあり、夜入る人は懐中電灯が必要です。真っ暗なので、女性の方々も大勢入ってきます。山奥の温泉宿は山小屋の雰囲気なので、みなさんワキアイアイの雰囲気です。

三斗小屋温泉煙草屋5〜11月の営業です。隣に大黒屋がありますが、ここは露天風呂がなく、混浴でもないので、くれぐれもお間違いなく!