レポート | 日帰り
貸切露天
混浴露天
ここには何度か通っているせいか、色々とエピソードがある。独り言のコーナーでも話したように、川原で遊んだことや露出愛好家に遭遇したことなどの他にも、ツーリンググループとの壮絶な大混浴や、ズルしてお金を払わず夜中に入浴したら電気を消されてしまったりとか(その日二度目の入浴だったもので…。たかが300円をけちる方もどうかしているが…)。今では良い思い出となっている。
パンフレットの紹介では中部日本一の広さとある。確かに広いのだが、湯船が途中で曲がっているため全景が見えず、宣伝ほど広くは感じない。しかし開放感は奥飛騨らしく抜群である。
脱衣所には目隠しも何もないので、女性はやはり女性用露天風呂にある脱衣所で着替えることになる。お湯は無色透明で、広さの割に温度は保たれている。この地域ではどこも露天風呂はそれなりに広いが、それだけ湧出量が豊富ということなのだろう。
この日は天気も良く、空には雲ひとつ無かった。直射日光を遮るものもないので、お湯に浸かってなくてもじっとりと汗ばむほどだ。それにしても、本当に空が広い。いつもビルの隙間に見える狭く淀んだ空しか見ていないので、心から開放されるような景色である。ここには、時間の流れが存在しない。