レポート | 日帰り
貸切露天
旅館焼乃湯には男女別内湯の他に男女別の露天風呂もあり、サイトの写真を見る限りそこそこ広々した開放的な露天風呂のようだ。加えて貸切の露天風呂が二箇所、男女別露天風呂の隣に湯小屋が建っている。貸切は日帰りでも利用可能で、料金は一人800円。
貸切の時間が12時からとなっていたので、12時過ぎくらいに電話をしてみると、残念ながらその日は休みで湯を抜いてしまっているとのこと。個人経営が多いこの辺りでは、宿泊客がいない日は休みとしてしまう宿も結構ありそうなことで、電話確認は必須。その日の午後3時以降か、翌日の午前中だったらOKということだったので、翌日に出直した。
【貸切露天風呂「地獄釜の湯」】
貸切露天風呂は「見峰の湯」と「地獄釜の湯」のふたつがある。すぐ並んであったので、ふたつを覗いて「地獄釜の湯」に入ってみる事にした。「地獄釜の湯」は名前の通り大釜が湯槽になっている。湯に浸かって正面を見ると、眼前に錫杖岳がそびえ、なかなかダイナミックな景色。暫く浸かっていたが、若干湯がぬるめだったので、気を変えて隣の「見峰の湯」に移る事にした。
【貸切露天風呂「見峰の湯」】
服を手に持ち外に出て急いで隣に移動する。「見峰の湯」は「地獄釜の湯」より広く、岩風呂と寝湯のふたつの湯槽がある。正面にはやはり錫杖岳。岩風呂の方は若干熱めの湯。寝湯の方はいい塩梅の温度。ツレは寝湯の方が気に入ったようで、殆どの時間を寝湯で過ごしていた。寝湯の広さは基本的には一人向けだが、二人でも寝転がれる幅はある。湯に浸かって寝ころび眺める錫杖岳もなかなか良いものだ。
出るときに一波乱あった。貸切風呂の出入り口には鍵がかけられるが、結構ガタがきていて開かなくなってしまった。なんとか丁寧に噛み合わせを力加減しながらどうにかこうにか開く事ができたが、どうやら鍵を閉める際に注意が必要なようだ。