湯西川温泉の共同浴場「薬師の湯」。
アクセス(自動車)
日光宇都宮道路今市ICより国道121号を鬼怒川温泉、川治温泉を抜け、五十里湖を湯西川方面へ。
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「薬師の湯」のレポート | 日帰り
薬師の湯は湯西川沿いの橋の袂に隠れるようにある。そもそも地元民の為の共同浴場だから、目立たせるようなことはしていない。外来者の入浴は禁止してないが、あくまでも入っても構わないよ程度のスタンスだ。大勢でおしかけて占拠してしまうような真似は歓迎されない。だからこちらも地元優先、空いていたら使わせてもらうという気持ちで薬師の湯に向かった。
薬師の湯は組合員の持ち回りによって管理清掃されているらしい。組合員は無料で入浴できるが、それ以外は協力金として200円以上を脱衣所にある湯銭箱に入れて入浴するシステムになっている。水曜日土曜日の週二回は清掃の日となっている。特に毎週土曜日の午前5時から午前8時は清掃のため入浴できないと張り紙があった。湯が溜まるのは9時頃だそうだ。
湯小屋の扉を開けるとそこがいきなり脱衣所。着替えの最中に誰かが扉を開ければ外から見えてしまうので、いきなりガラッと扉を全開するようなことはしないよう心遣いが必要だ。冬という季節柄だと思うが、結露のためか脱衣所の床がびっしょり濡れていた。服を置く棚も場所によって濡れていたので、良く確かめて置かないと服を濡らしてしまう。
脱衣所から左側に一段下がって石を穿った湯船がある。造りから察するに、もともと川べりの大岩を削って作った湯船の上に後から湯小屋を建てたという感じか。こちらの方が狭いが雰囲気は湯ノ花温泉の石湯に似ている。湯は黄緑色がかった透明で、少し表面張力が高い印象だ。温度は若干熱め。
川に面した窓は素通しのガラスなのだが、下半分が乱雑にスプレーで塗りつぶされている。もともとあまり大きくない窓なうえそんなだから、湯小屋の中はかなり薄暗い。橋の上から覗こうとする奴でも多いのか、そういった自分の欲求のままに行動し他人を思いやらない人間が増えるにつけ昔からある共同浴場がどんどん閉鎖的になって行く、と考えたらとても残念な気持ちになった。
※2019年4月1日から入浴できなくなりました。再開未定だそうです。
訪問時入浴状況 旅行日時|入浴者数
- 2009/1/下旬(平)晴
9:45-10:05
- 0
湯西川温泉 薬師の湯 - 施設データ(最新)
住所 |
栃木県日光市湯西川 |
電話番号 |
0288-97-1126 (日光市観光協会) |
宿泊料金 |
-- |
宿泊予約 |
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露天風呂 |
-- |
内風呂 |
混浴1 |
日帰り入浴 |
24h 200円 |
補足事項 |
休止中 再開未定 |
駐車場 |
湯西川温泉の無料駐車場から歩く |
脱衣所 |
男女共用 |
タオル巻き |
-- |
WEBサイト |
湯西川温泉 |
湯西川温泉 薬師の湯の口コミ
ゆきお 様
2020/09/22
2020年6月の状況です。小屋は撤去され、コンクリートで埋められていました。
こてつ 様
2019/08/07
8月3日に久しぶりに訪れてみたところ、今年の4月から入浴できなくなっていました。
残念ながら再開は未定とのことです。
のぶまさ 様
2011/06/05
共同混浴湯です。隣の薬研の湯に勇気がなく入れず妻とここに入りました!
ドアをあけると脱衣場は共同で女性には厳しい環境です。お昼どきで誰も居なかったので二人でいそいそと脱いでドボンと…
ちょっと熱いですが泉質はサラサラ系でなかなかです。でも環境厳しくなんか落ち着けない…と思ってた矢先に地元のおじいちゃんがガラガラっと入ってきました。妻から早く出ようサインがありタイミングを見計らって脱出! 湯船からは脱衣場が見にくいので体を拭いて急いで出ました。
バスタオルNGなのでここの混浴は狭い分カップルでも厳しいかも…
ぶんげん 様
2010/08/31
平成22年8月14日 PM2:30 入浴者 男2 女1 協力金¥200-
お盆休みを利用し湯西川温泉へ。本当は露天風呂「薬研の湯」に入ろうと思って行ったが、残念ながら清掃中で、湯船にお湯がありませんでした。(本当はギャラリーが多かったので、ホッとしたのですが。)
川の反対側に、共同浴場の「薬師の湯」を見つけて入浴。既に50代のご夫婦と、同世代の男性1名が入浴中でした。お湯は40℃位と温めで、湯船は岩をくり抜いたような造り。
脱衣スペースは、湯室の脇に一段高くなっています。(というより湯室が一段低くなっているのか)目隠しの衝立がありますが、場所によっては湯船から見上げられてしまう可能性も。ご夫婦・男性と楽しく温泉談義をしてPM4:00頃まで長湯をしました。
その後、那須塩原温泉郷でもこのご夫婦とバッタリ会い、一緒にBBQ&キャンプをさせていただきました。