レポート | 日帰り
金井旅館は、細い路地奥にあるために見つけにくい。散々行ったりきたりしてやっと見つけることができた。しかし駐車場が空いていない。路地奥にある狭い駐車場なため、何台も停められないのだ。宿の人に聞くと、ちょっと離れているが宿共有の駐車場があるとのことで、そちらに停めた。
【貸切可能な露天風呂】
二人で入るのかと聞かれたので、そうだと答えると、入浴中と書かれた赤い看板を貸してくれた。これを暖簾に掛けておけば貸切になるのだ。
金井旅館の露天風呂には屋根はないが、四方を簾で囲われている。金井旅館のある路地の奥には川を渡る橋が掛かっており、その橋から露天風呂が丸見えになってしまうためだ。対岸には土産物屋などが軒を連ねてあり、囲いが無ければそちらからも丸見えだ。
脱衣所には屋根がある。簾が掛かっていて橋からの目隠しになっている。雨よけに頭にかぶる三角傘が置いてあった。正直、裸にこれをかぶると間抜けな格好である。湯船に身を沈めると、簾の下方に開いている隙間から景色が見えた。この雨の中、釣りをしているおじさんが見える。
【混浴露天風呂もある】
男女別の露天風呂の隣には混浴の露天風呂があり、こちらはまったく囲いが無い。この日はちょうど雨が酷く降りだしていたので、残念ながらそこには入らなかった。いや、実は雨のせいで周りをよく見なかったため、気づかなかったのである。後で写真を整理していて気づいた。悔しい。
橋を渡って対岸には岩をくりぬいただけの湯船、薬研の湯がある。これは金井旅館が無料で開放している混浴の露天風呂。こちらにも入りたかったのだが、雨のせいで川が増水しており、長靴でも履かなければ行けそうにない。裸足で行こうかとも考えたが、足を滑らせるのも嫌だったので、止めた。