レポート | 日帰り
国道158号から乗鞍岳泉に入り乗鞍高原温泉に向かって進むと、千石平を過ぎた暫く先の道沿い左側に、大型ペンションといった雰囲気の「白樺の庄」がある。ふたつの貸切露天風呂を持つ宿だ。
【日帰り入浴料】
「白樺の庄」は日帰りでも貸切露天風呂の利用が可能。岩風呂と檜風呂のふたつの露天風呂が貸切専用となっているが、岩風呂の方は日帰り入浴料500円だけで利用できる。檜風呂の方は別途1000円だが、2008年はちょうど新館新築8周年記念ということでどちらも日帰り入浴料の500円だけで利用可能となっていた。
【男女別内湯】
天井の高い広々したロビーから案内されて貸切露天風呂に向かうと、露天風呂の手前で男女別内湯の裏側を通る。窓が全開だったので中を見てみると、まだ新しそうな檜張りの清潔な感じの風呂だった。
窓は足元まである大きいものだから、内湯に入っていて窓を開けたらそのまま外に出て風に当たりたくなりそうだ。というか学校旅行の小中学生とかだったら、男子は絶対外に出て隣の女風呂覗きに行くだろ。男女とも並んで同じような造りなので、内湯に入った女性はうかつに窓を開けたら貸切風呂に向かう人とばったり顔を合わせてしまいそう。
【ふたつの貸切露天風呂】
貸切岩風呂の方は名前の通り岩で造られた湯船。小さめで、3〜4人程度でいっぱいだろう。三方の囲まれ感が強く、一方だけ開けた方角も草や木に遮られ開放感はあまりない。岩風呂の方は今ひとつピンと来なかった。
貸切檜風呂の方は、まず畳敷きの広い脱衣所が目を引く。風呂そのものは岩風呂よりも狭い。湯船も小さく、こちらは二人でいっぱいな程度の大きさ。やはり岩風呂と同じように三方を囲まれているのだが、開いた一方が遮るものなく見通しが良いので、こちらの方が開放的に感じられる。
岩風呂と檜風呂どちらか選ぶとするなら、二人だったら狭いけど檜風呂の方がいいかな。もし子供連れの家族3〜4人とかなら、脱衣所以外はきつきつ過ぎなので檜風呂はちょっと無理めっぽい。