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混浴貸切温泉〜快楽秘湯表編

山田温泉 風景館

日帰り温泉・共同湯・温泉旅館 - 混浴貸切温泉レポート
山田温泉 風景館の「仙人露天岩風呂」は渓谷の一枚岩に造られた混浴露天風呂。

アクセス(自動車)

上信越道須坂長野東インターより国道403号、県道54号を経て大前須坂線を山田温泉へ。

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「風景館」のレポート | 日帰り

貸切内湯
混浴露天

信州高山温泉郷の中心的存在であり、最も多くの旅館が集まるのが山田温泉。と言っても旅館の数は9軒ほどで、近くの渋温泉などとは比べるべくもなく小規模なのだが、それでも共同浴場がふたつもある。特に桃山風の威風堂々な建物の共同浴場「大湯」は、実は1988年に改築されて比較的新しいのだが、歴史を感じさせる山田温泉のシンボル的存在。山田温泉で混浴温泉を持つのは風景館のみ。

【混浴露天風呂】

松川渓谷の崖っぷちに張り付くように造られた露天風呂が、風景館の混浴露天風呂。以前は冬季閉鎖されていたが、この景色に魅入られた客から雪の中でも入りたいと要望が多かったそうで、現在では冬季にも開放されるようになった。但し、凍りついた雪の積もる150段の階段を降りれた者のみに限られるが。

さて、訪問は12月。実はそれなりに多少は雪も積もっているだろうと期待していたのだが、今季の暖冬のせいでほんの少しの雪もない。少し上流の七味温泉には雪も見られたが、距離にして約4.5キロ、標高差300メートルちょっとばかりでこうも違いがあるものだ。

風景館のロビーを抜けて渓谷に張り付いた雪の全くない階段を降りて行くと、崖の中腹あたりに露天風呂が現れる。急峻な崖に無理やりあつらえたような、よくもまあ作り上げたものだとその情熱に感じ入る。そのおかげでこの躍動的な景観の中で入浴が楽しめるのだから感謝。

渓谷の底で飛沫を上げる急流を足元に眺めながら、ゆったりと湯に浸かる。凍てつく真冬でも充分に暖まれる湯の温度があるのだから、冬季に閉鎖していたとはいかにももったいない。なお、夜間の22時から24時の間は貸切利用もできるそうだ。

【渓谷沿いの散策道】

風景館の露天風呂がある渓谷には散策道が付けられている。牛の牢なんて書かれた矢印があれば随分と興味をそそられるが、その場に印でもあるかと思って行ってみれば無粋な看板など立っておらず、どこがそれかわからないまま行き着く所まで歩いてしまった。戻って確認してみたらなんのことはない、階段を降りたすぐその場所が牛の牢と名付けられた淵だった。

混浴は時間による男女交代制に変更されました。20時以降に貸切可。貸切専用の露天風呂(宿泊者のみ利用可)が2箇所新設されました。

※仙人露天岩風呂は廃止された模様です。

風景館の外観。旅館裏手すぐが切り立った崖で、その中腹に露天風呂がある。
渓谷を深く下って露天風呂に向かう。
露天風呂のある渓谷には散策道が付けられている。
露天風呂の脱衣所。
混浴露天風呂。
眼下に渓谷。
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訪問時入浴状況   旅行日時|入浴者数

2006/12/中旬(平)晴
13:20-13:50
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山田温泉 風景館 - 施設データ(最新)

住所 長野県上高井郡高山村大字山田3598
電話番号 026-242-2611
宿泊料金 --
宿泊予約
露天風呂 貸切2
内風呂 男1、女1
日帰り入浴 --
補足事項 崖沿いの混浴露天は廃止された模様
駐車場 近くに公共駐車場有り
脱衣所 男女共用
タオル巻き --

山田温泉 風景館の口コミ

くま 様
2010/07/06

混浴ではありませんでした。

vivid 様
2006/01/12

設備投資に力を入れた宿泊施設群と比すれば、正直「垢抜けしない宿」ということが言えるかもしれない。しかし、その「垢抜けない」ところが非常に快適で素晴らしい宿なのである。接客を含めたサービス全般が暖かく、非常に快適な一泊を楽しむことができた。

ハード部分のみが充実した宿と比べると雲泥の差…宿の向かいにある、本物の「昭和レトロ」の食事処「朝日屋亭」で食す郷土料理中心の食事も非常に丁寧につくられており、素朴ながら大満足で酒が進む…更には宿泊料も安いし!

吹雪の中、(滑り止めのために)縄が巻かれた長靴を履き、ストックを持って露天風呂への急坂を下る…。浴衣の上には丹前、更にスキー用のジャケットを纏い、滑り落ちたら生きては帰れないような急峻な崖につけられた小道を下る。

そこまでの道のりが余りに刺激的でありまた楽しかったので、コンクリート製で余り風情がある露天風呂ではなかったが不満を感じることがなかった。また今回は暗くなってからの利用だったから景色は望めなかったが、新緑や紅葉の時期の昼間ならば、その借景を満喫できるのではないだろうか…。但し、帰り道は急峻な崖を上らなくてはならないので、結構辛いかも…(笑)