五色温泉 五色の湯旅館

「五色の湯旅館」のレポート ｜ 日帰り

6年ぶりに信州高山温泉郷の五色温泉を訪問した。2000年の訪問は真夏だったが、今回は12月の初冬。そういえば、真夏はコンクリが熱くって裸足で歩くのがきつかったっけ。

6年前と変わったのは、日帰り受付時間。昔は9時〜17時だったが、現在は10時〜15時と短くなっていた。料金は据え置きで変わらず。旅館の建物もまったく変わっていない。風呂の方は、露天風呂の奥にあった小さな湯船が取り壊されたようだ。内湯の方にも変化があり、確か以前は無かったと思うが、貸切がふたつ作られた。宿泊者のみ利用可。

【混浴露天風呂】

湯船には若干の改装が施されたようだ。湯船をふたつに仕切っていた岩の並びが消えて、ひとつの湯船となっていた。昔は仕切りを境に二色の湯の色が見られたものだが、今は色の変化を楽しむなら日を変えるしかなさそうだ。

【時間がゆっくり流れる温泉郷】

年月を経るとがらりと様相を変える旅館も多いが、五色の湯旅館はおおむね昔のまま。というかこの周辺、高山温泉郷自体があまり変化がない。

このサイトを始めるさらに前、もう15年ほどにもなるだろうか、万座から松川渓谷にかけて足しげく通った時期がある。今ではアクセスも随分良くなったが、その頃と比べても景色含めて大きな変化がないのは、なんだか嬉しくなる。いつまでもこのままの雰囲気を保っていて欲しいというのは、贅沢なのかな。