レポート | 日帰り
鷹の湯温泉には、混浴露天風呂が2箇所、混浴の内湯が1箇所ある。最も開放感があるのが、旅館から少し離れた川沿いにある野天風呂。宮城県の湯ノ倉温泉を一回り小さくしたような景観で、自然の息吹を感じられる。
もうひとつの露天風呂は、旅館にあり川から少し離れており、こちらは屋根もついているせいで開放感はいまひとつだが、脱衣所は男女別に備えていて湯舟もふたつある。
そして混浴の内湯。こちらは内湯であるが広々しており、湯舟は4つ、さらに打たせ湯のコーナーがある。
【川沿いにある野天風呂】
鷹の湯温泉に着いてまず最初に行ったのが川沿いの野天風呂。旅館を出て川沿いを暫く歩くとつきあたりにある。脱衣所はひとつしかなく、男女共用。屋根はついているが、壁が透明の波板なために透けて見えている。ちょっと女性には着替えづらい環境だ。
湯舟は大きく、よほど混まない限り窮屈な思いをすることは無い。川に面しており、視界は広々良好。一番伸び伸びくつろげるだろう。
【旅館にある混浴露天風呂】
鷹の湯温泉の館内に戻って次は露天風呂に行ってみた。こちらは男女別の脱衣所となっている。
湯舟は岩風呂と桧(多分)のふたつ。屋根があり、さらに目隠しで囲われているため開放感は少ない。一応立ち上がれば川や景色を眺めることができるが、湯舟に浸かったままでは殆ど視界が開けない。
それでも脱衣所が男女分かれているし、湯舟もふたつなので女性は野天風呂よりか大分入りやすいだろう。
【混浴大浴場】
最後に、混浴の内湯に向かった。内湯は他に女性用もあるが、広さはやはり混浴に劣る。脱衣所は男女共用。
脱衣所から浴室に入ると、湯舟は階段を数段下りた低い場所にある。細長い長方形の湯舟が三つ、小さめの岩風呂がひとつ。別室のような場所がありそこには打たせ湯と洗い場があった。
面白いのは脱衣所から見て左側の湯舟、胸まで浸かる深さがある。立ったまま入る湯舟だ。結構こういう変わり種は好きだ。が、なんといっても湯が熱過ぎ!ろくろく入っていられない。
唯一、岩風呂だけがぬるめ。結局内湯でのんびりできた場所はこの岩風呂だけで、他は1分も入っていられなかった。
内湯の立ち湯が熱過ぎで満喫できなかったのは残念だったが、混浴の野天あり露天あり内湯ありで色々楽しむことができた。まあ概ね満足。