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混浴貸切温泉〜快楽秘湯表編

奥小安峡大湯温泉 阿部旅館

日帰り温泉・共同湯・温泉旅館 - 混浴貸切温泉レポート
阿部旅館の天然川風呂。夏季のみ入浴可。

アクセス(自動車)

湯沢横手道路湯沢ICから国道398号を宮城県方面へ。小安峡大噴湯を過ぎてすぐ。

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「阿部旅館」のレポート | 日帰り

混浴露天

秋田県の南端、宮城県との県境近く栗駒山系の山中に、川に源泉が流れ込みそのまま入浴できるという、大湯温泉の一軒宿、阿部旅館がある。

この近辺には泥湯温泉川原毛大湯滝、宮城側には湯浜温泉湯ノ倉温泉もあることからわかるように、源泉があちこちから湧いている地域であり、混浴も多く集まっている嬉しい地域でもある。深く切り立った小安峽では激しく噴出する蒸気を間近に見学できる大噴湯もある。

【風呂の種類】

阿部旅館には男女別内湯の今昔風呂、男女別の露天風呂がある。混浴なのは6月〜9月の増水していない時にしか入浴できない天然川風呂だけ。訪問時期を選ばないと混浴できないことになる。2006年の川風呂開始は6月下旬よりとのこと。

しかし訪問したのは6月上旬。ただ、ちゃきちゃき闊達そうな阿部旅館の女将の話によると、入っちゃうお客さんもいるとのことで、寒くても我慢すれば入れないことはないようだ。

本館から湯小屋への通路を降りて行くと、まずは男女別の入口に突き当たる。ここで別れてそれぞれの脱衣所から始まり、男女別内湯、男女別露天風呂を経由して、天然川風呂へ至ることができる。男女別内湯は、壁こそ男女仕切られているが、湯舟自体はひとつに繋がっている。

【混浴の川風呂】

男性露天風呂から天然川風呂に降りて行くと、源泉を溜めた槽があるが、これは湯舟ではない。源泉温度は98度あり、間違って足を突っ込もうものなら確実に火傷する。この源泉槽から川に流れ込む小さな流れができているが、ここも間違って踏みつけると火傷するくらい熱い。

流れ込む先に石で囲った湯舟ができており、ここならこの季節でも入れそうな温度はあった。川そのものはまだ冷たくて、入ったとしても入浴という感じにはとてもならない。

川は男女の露天風呂を回り込むようにカーブを描いており、男性側から女性露天風呂側はまったく見えない。当然、女性露天風呂から降りてくる様子も確認する術がない。

ツレが女性側から川に降りると、男性露天風呂に入っている人が見えたそうだ。これで失敗したのだが、川そのものには入れる雰囲気じゃないし、男性の姿が見えるからそれ以上先に行くのははばかられたようで、そこで引き返してしまったそうだ。

こちらは川べりで待ってはいたのだが、女性側を覗き込むわけにもいかず、お互いの姿を確認できないまま痛恨の逢瀬失敗。ということで、満足度は低いものになってしまった。事前に充分な打ち合わせが必要だったようだ。

阿部旅館の外観。
本館から湯小屋への通路。
湯小屋を外から。川の右横に露天風呂があり、手前は女性用。
湯小屋の内湯。男女の仕切りはあるが、湯舟は繋がっている。
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訪問時入浴状況   旅行日時|入浴者数

2006/6/上旬(平)雨-晴
14:50-15:20
--

奥小安峡大湯温泉 阿部旅館 - 施設データ(最新)

住所 秋田県湯沢市皆瀬字奥小安国有林34
電話番号 0183-47-5102
宿泊料金 10,000円〜(税抜)
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露天風呂 混浴1、男1、女1
内風呂 男2、女2
日帰り入浴 8:00〜20:00  最終受付19:30 500円
補足事項 混浴露天風呂は川をせき止めた川風呂で冬季は入れない 6〜9月のみ
駐車場 有り
脱衣所 男女別
タオル巻き

奥小安峡大湯温泉 阿部旅館の口コミ

上田 文夫 様
2011/05/06

2011年4月下旬訪問(一名一泊) 大湯温泉阿部旅館

綺麗な建物で且つ掃除が行き届き、温泉浴槽の数も多く、施設面に限り大変満足した。しかし、阿部旅館様の今後の発展を祈念し、敢えて厳しい指摘をさせて頂く。

1.普通のコースで予約したが、皆瀬牛ステーキ付コースになっていた。

2.地熱で周辺は暖かく、暖房を一切使用していないのに、冬季暖房費525円を請求された。(鶴の湯ではこの時期暖房費を請求していない。)

3.夕・朝食の御飯がべちゃべちゃの糊状で酷かった。(鶴の湯と大沢温泉に続けて宿泊するがこちらの御飯は大変美味かった。)

4.民宿的小規模旅館と聞いていたので、豊島屋の鳩サブレ(10枚入1050円)を手土産にしたが、仲居が個人的に持ち帰ったのか、翌日チェックアウトの際、女将から一言もなかった。

当日は、平日で宮城県からの道路が閉鎖されており、2組の宿泊客しかいない状況であった。こうした状況下で、阿部旅館の将来を憂うる事象=ソフト面劣悪・人材不足・教育不足が露呈した。

はたぼう 様
2010/10/08

宿からかなり降りた位置に露天風呂があります。宿の風情も含めてなかなか良い感じです。

川風呂に入りたくて何度かチャレンジしてますが増水やアブの来襲に阻まれ…いずれも未遂に終わってます。

男女別の小さな内湯から男女別露天風呂になり川風呂にアクセス可能な作りみたいでした。その男女別の内湯も作りが明らかに混浴を仕切ったもののようでした。昔はさぞかし良い感じだったのでしょうね。。。残念です。。。

まひろ 様
2002/09/21

2002年9月訪問

秋田には大湯温泉が他にもあるようですが子安温泉郷の近くの大湯温泉です。7部屋のみのご夫婦で営んでいる小さな温泉宿です。日本秘湯を守る会の宿です。『日本の秘湯』の本では岩風呂がない時の古い写真のようです。

宿の周りのあちこちからからもくもく白い煙でいっぱいでした。

ここはお料理も良かったし女将さんも楽しくって お湯も温泉も良かったです。

今年の11月から来年の4月まで全面改装のためお休みになるそうです。お風呂は変わらないとのことで安心しました。部屋数もほとんど変わらないとのこと。

お風呂は男女別の内湯と露天風呂は各2つずつあります。

露天からさらに階段を下りると川風呂になります。川風呂は混浴です。露天は写真のように簾があるんですが川風呂は、お風呂に行く道から丸見えです。誰も来ないからと川風呂で泳いでいたら立ち寄り湯のおじさんが10人くらいやって来てびっくりしました。

立ち寄り湯以外の時間ならば人数も少ないので のんびりお風呂に入ることが出来ますよ。

昔は内湯も混浴だったらしいです。そのため湯船はつながってます。お湯の高さまで壁があるといった感じです。

その外に四角い露天があり、さらに下りると岩風呂、さらに下が川風呂です。川風呂は天候によって入れないことも・・・。入れないことが多いとか・・。わたしが泊まった日は2日とも入れました。川底から熱いお湯が噴出してます。

川風呂の横では97度の源泉がありました。そこで野菜や卵を茹でるそうです。川風呂と間違えて、足をつっこんだ人がいたそうで皮が剥けて大変だったそうです。

とにかく ここはいい温泉。一人旅の方が多くほとんどの方がリピーターでした。わたしもまた行きたい温泉です。

お湯は無味無臭の透明ですが・・・・便秘に効くとのことで飲んだら効きすぎて・・しばらく大変なことになりました。