レポート | 日帰り
霧島温泉郷の中心、丸尾温泉の中で最も奥に位置する大きなホテルが霧島国際ホテル。豊富な湯量を生かした広々な内湯と大きな露天風呂も面白そうだが、それ以外に露天風呂付きの貸切風呂も一ヵ所あって、立ち寄りで利用も可能。
【料金】
霧島国際ホテルの日帰り入浴料は一人1,000円とちょっと高め。岩盤浴もあって、宿泊者1,080円、日帰りは1,500円で利用できる。貸切風呂は宿泊者1,620円、日帰りだと4,000円になってさすがに高いと感じるが、入館料込みでの価格なので、入館料を差し引いて実質の貸切料は二人の場合2,000円と言うこともできる。
電話して聞いてみると、貸切風呂の日帰り入浴は12:00〜16:00までということだ。予約はできず、直接行ってからの受付になる。時間は1回50分。
【貸切風呂 山霧乃湯】
浴場があるのは2階。貸切風呂は大浴場の隣にある。大浴場の男女の暖簾を過ぎ、廊下をクランク状に曲がると貸切風呂の入り口。
扉を入ると広めの脱衣所があり、正面側の扉が内湯、右側の壁面がガラス張りになっていてその向こうが露天風呂。内湯から露天風呂に直接は出れず、必ず脱衣所を経由する動線になっている。
貸切の内湯は8名でもゆったりと書いてあったようにそこそこ広く、貸切風呂としては贅沢な方。ただ、湯船を隠すように太い柱があるので、ぱっと見大きさは感じ難い。湯船の大きさの割に洗い場が狭いのもマイナスポイント。シャンプー、リンス、ボディソープ、石鹸は置いてある。湯船に手摺りは付いているが、バリアフリーと言えるほど段差の排除は徹底されていない。
露天風呂は桶型の湯船で、二人でちょうど良いサイズ。子供一人ならまあなんとか揃って入浴できそうだが、子供二人の四人家族となると家族みんなで入るのはきつそう。
露天風呂からは景色というほどの景色はなく、ただ壁が見えるだけだが、狭苦しさを感じない程度に空間に余裕はある。屋根がないので開放感はあるが、ちょうど雨が激しくなってきてあまり長居はできなかった。
正直、日帰り4,000円という金額に躊躇があったのだが、思い切って来てみたら、それなりに広い面積を占有しているし、高過ぎというほどではなく、ちょっと高めかなと思える程度に変わった。