レポート | 日帰り
龍洞グループでよりリーズナブルな価格設定の宿がりゅう月。龍洞は日帰り入浴できないが、りゅう月は可能だ。但し、1,000円で60分という制限時間がある。場所も関越道水上インターよりすぐにあり、水上温泉街とも近い。露天風呂はすべて貸切で、内湯の大浴場は女性用もあるがひとつは混浴となっている。最近になって別邸の仙寿亭ができたようだ。
この日訪問したのがちょうどチェックアウト時間に当たってしまい、平日にも関わらず大勢がチェックアウト待ちをしていた。年齢層はおそらく20代半ばまでと思われる若い人ばかり。まあ自分にも思い当たるが、とにかくチェックアウト時間ぎりぎりまでいてしまう年頃だ。受付が一人しかいないのも悪いが、結構な時間待たされてしまった。この時点で印象ダウン。
とりあえずまず先にりゅう月の中で一番でかい13の湯、14の湯に向かう。こちらの印象はぼちぼち普通。外で工事の音が響いていたのがまあなんだが、開放感は少ないにしろ岩で囲まれた湯舟は広さもあり悪くはない。13と14では、14の方が少し広くなっている。
次に混浴大浴場に行ってみたが、特徴のないタイル張りの浴室だったので、こちらはパス。女性用の内湯もあるから、この特徴のない混浴に入る女性はいるのだろうか?※男女別に変更。
最後に他の露天風呂を見て回った。12あるうちのいくつかは工事中で覗けなかったが、廊下の両わきにまるでアパートのように並ぶ扉をひとつひとつ開けて覗いてみた。浴室はそれぞれ狭く、隣同士近接して板の仕切りがあるだけで落ち着かなそう。情緒らしいものは感じられない。一番多いタイプの湯舟が、プラ浴槽の湯舟の縁にだけ疑似岩を貼り付けたようなチープなもので、とてもじゃないが入る気が起きなかった。
正直なところ、ここは温泉旅館と言うより、シックで高級な温泉のあるラブホって感じかな。若い人をターゲットにしているのだろう。間違って年配の方が行かれると多分後悔します。
※貸切も廃止され、ロープライス宿に舵を切り直した模様。
※閉館しました。