レポート | 日帰り
混浴内湯
混浴露天
ホテル大島があるのは、国道から少し入った所、湯野上温泉駅の近く。湯野上温泉の中では中規模な旅館である。
露天風呂はホテル内ではなく、道路を挟んだ反対側にある。ロビーで料金を払った後、旅館内に入ることなくすぐ露天風呂に行った。道路沿いに二階建ての建物が有り、そこが内湯付の露天風呂であった。脱衣所はひとつだけ。風呂の大きさの割に大きめ。脱衣所の入口には鍵がついており、鍵をかければ貸切にできそうだったが、確認してこなかったので鍵はかけなかった。
脱衣所を出るとまず小さめの内湯がある。タイル張りだからあまり情緒はない。面白いのは、内湯に窓があるのだが、そこから外に出て露天風呂に行くようになることだ。これ以外に露天風呂への口は無かったので、一応この窓が出入り口らしい。他の入浴客がいる場合、この窓枠を女性に跨がせるのはちょっと酷かも。
露天風呂のロケーションはすごい。急峻な崖の上にへばりついている感じだ。崖の遥か下には阿賀川の流れ。その向こうはまた急峻な険しい山々。ところが何故だろう、開放感は意外に感じない。逆に言えば高所恐怖症の人でも、特別恐怖を感じることもなさそうだ。安全のための高めの鉄柵のせいなのか。
露天風呂の湯舟も数人が入れる程度で、さほど大きくない。湯は透明で、やはり湯野上温泉らしく熱い。ちょくちょく湯から出て涼むようだから、貸切にできるのなら貸切の方がいいだろう。なお、露天風呂は12月15日から3月15日の間は休みだそうだ。
※時間帯で男女入替え利用に変わりましたが、現在は貸切利用になっています。