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混浴貸切温泉〜快楽秘湯表編

ふけの湯温泉

日帰り温泉・共同湯・温泉旅館 - 混浴貸切温泉レポート
噴気地帯にある、ふけの湯の混浴露天風呂。

アクセス(自動車)

東北道松尾八幡平インターより県道45号を経由して、八幡平アスピーテラインをふけの湯温泉へ。

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「ふけの湯温泉」のレポート | 日帰り

混浴露天

今まで巡った東北の温泉の中で、最も気に入ったのがこのふけの湯温泉。一軒宿の旅館はまんま山小屋風。飾り気のない山の旅館といった風情が魅力。

温泉の宝庫とも言える八幡平の秋田県側にあり、八幡平アスピーテラインの真ん中あたりから少し山に分け入った森の中に、そこそこ大きめの山小屋風な旅館が存在する。

八幡平には登山道が張り巡らされていて、ふけの湯からも、菰ノ森の山腹を横切って「森の中の秘沼」とされる長沼へ至るコースが始まっている。トレッキングと温泉の両方が楽しめるのも心を魅かれる。

深い木々に囲まれた深緑も魅力だが、ススキの黄金、這松や笹の緑、ミネカエデの黄色、ナナカマドやオオバスノキの赤、東北随一と言われる八幡平の紅葉を見に訪れる秋もまた、素晴らしい体験になると思われる。ちなみにアスピーテラインは冬季閉鎖となるので、ふけの湯も冬季は休業となる。

【日帰り入浴】

日帰り入浴料はひとり500円。玄関前に立てられた看板には、宿泊・入浴・食事・休憩と書いてあったので、もしかして昼食なども食べられるのかもしれない。

【ふけの湯の風呂】

ふけの湯温泉には館内にも男女別の内湯と露天風呂があるが、なんといっても旅館から少し離れた山腹にある露天風呂が最高。

ふけの湯は蒸けの湯とも書き、その名のようにあちこちから噴気が上がる山あいに、女湯、男湯、そして混浴の露天風呂が点在している。いかにも地熱豊富な一帯であることがひと目でわかる通り、地熱を利用したオンドルも当然のごとくある。

【混浴露天風呂】

脱衣所は男女別。一応完全に囲われているが、簾なので男側から女側がうっすらと見えてしまっている。

湯舟は真ん中で仕切られて高さの違う二段になっている。大きめの湯舟で、さらに周囲が開けているから開放感は抜群。奥飛騨の露天風呂に比べれば小さいだろうが、あちらは風呂に入っているという感覚まで薄れてしまうほど。こちらの大きさの方がちょうどいい。湯の温度は若干ぬるめの長湯向き。

結局、うだうだと一時間以上も入っていた。雨も降っていたが、どうにも離れがたかったもので。途中、おじさんおばさんのハイキング集団が通り過ぎて行き、暫くして戻ってきたが結局入浴には来なかった。

ふけの湯温泉旅館外観。規模の大きめな山小屋といった感じ。
旅館手前の広場から、露天風呂へ向かう歩道が延びる。
歩道の途中にある女性用露天風呂。景観は望めなそう。
露天風呂の男女別脱衣所入口。
広々した景色の中にある露天風呂。
開放感が素晴らしい。
ヘビーな温泉めぐりにも活用、道の駅(仮眠)・車中泊場所マップアプリ

訪問時入浴状況   旅行日時|入浴者数

2005/7/上旬(平)雨
9:50-11:10
0

ふけの湯温泉 - 施設データ(最新)

住所 秋田県鹿角市八幡平字熊沢国有林内
電話番号 0186-31-2131
宿泊料金 --
宿泊予約
露天風呂 混浴1、男2、女2
内風呂 男1、女1
日帰り入浴 10:00〜15:00 700円
補足事項 館から徒歩2分の場所に男女別と混浴露天風呂がある
駐車場 有り
脱衣所 男女別
タオル巻き --

ふけの湯温泉の口コミ

konyoku-lover 様
2011/09/10

2011年8/6に、東北旅行第二弾で彼と行ってきました! こちらの温泉は、山田べにこさんの番組で知り、やはり「行きたい!」と思っていた温泉のひとつです。

残念ながらべにこさんが入ったとても開放的なお風呂は男性専用だったため、そちらには入れませんでしたが、混浴露天もとても素敵でした! と言っても、こちらも彩雲荘さん同様「アブ+ハチ」がすごかった・・。でも、あまりに素敵な温泉だったので、ハエ叩きを片手に1時間浸かっていました! 私の温泉人生で「もう一度行きたい温泉」のひとつになりました♪

はたぼう 様
2010/07/08

2010年7月初旬に久しぶりにお邪魔してきました。

以前(5〜6年前位)と大きく変化があったのは混浴露天の目隠しと、大雪で壊れたらしい三角屋根の部分が客室に変化してた所と、平日にも関わらず思いの外お客が多かった所位でしょうか。混浴露天は二段の段々風呂になっており源泉投入されてる上段が熱めで下段が温めです。男女別の露天と比べると混浴はお湯の色等が若干薄いように感じました。

一昔前のひとけがあまりなく解放感抜群の時の方が良かったかも知れませんね。

マリンベガ 様
2009/07/20

09年6月上旬の深緑と残雪のコントラストや宿の敷地内の水芭蕉が綺麗でとてもよい時期に行ってきました。

期待の温泉は、泉質も温度もとても良く大満足でした。

宿から見て手前にある、女湯・男湯はいかにも野天と言う雰囲気を味わえました。特に男湯は、開放感もありよかったです。見上げると、アスピーテラインの道路からギャラリー数人の人影が見え、思わず手を振ってしまいたくなるくらい気持ちの良いお風呂でした。

残念だったのは、メインの混浴露天です。08年の画像では、宿側がオープンになっていましたが、囲いが出来ていて開放感が損なわれ野趣に欠けるお風呂になっていました。宿から見えないようにと心遣いなのかもしれませんが、お湯は良かっただけにとても残念でした。

地温泉ファン 様
2008/06/09

2008.6.7(土) 曇り時々小雨で濃霧。混浴露天 男性3、女性1 午後1時〜2時入湯。

東北自動車道の松尾八幡平ICで降り国道282号、県道45号、23号経由約40分。茶臼岳の麓を這うように八幡平アスピーテラインを上ります。やがて見えてくる道路右の大きな『ふけの湯800m』の看板に従って右折し、狭い道路を進みます。

温泉宿自体は山小屋風の一軒家。駐車場は宿の前にあり、大型バスも止められるほど広いものです。

ここはさすがに標高1100m。雲の流れはとても速く、谷間のいたるところから湧きあがる源泉の湯気と硫黄の臭気に圧倒されます。下界とは遊離した雲上ならではの別天地です。

建物の正面に玄関があり、受付をします。館内の内風呂は男女別でひとつずつ。それぞれの露天風呂も狭いながらあります。屋外の露天風呂は建物からやや離れた所にあります。

外に出て、駐車場を横切り、坂を下った渓流沿いに3つの露天風呂があります。手前から女性専用・男子専用・混浴の3つ。谷を回り込むように配置されています。

これらの周りは岩肌がゴツゴツしていて、地面から吹き上げる蒸気と流れる水は硫黄分が強く、植物が生育していません。周囲も硫黄の匂いが強烈です。まさに『生きている地球・活動する大地』を実感する場所です。

男子用露天風呂の脱衣場は屋根と棚と簀だけの簡素なもの(おそらくは女性用も同じと思われる)。湯船からの目隠しも仕切りも何もありません。ただ歩道から見えないように周囲を板で囲ってあるだけです。

露天風呂は木製の一つの四角い浴槽でほどよい広さと深さ。お湯は木製の樋で引き込んでおり、ややぬるめの乳白色。男性用露天風呂は泥状の沈殿物が多く、湯の中で体を動かすとお湯がかなり混濁するほど。

一方、混浴のお湯は透明度はずっと高く沈殿物もない(いったん槽で受け温度調整しているせいか)きれいなお湯。熱つめと温めの二つの浴槽があります。だだし難点は、混浴の脱衣所は一応男女別にはなっているものの、簾が一枚であり、透けて見えるほど。女性にはちょっと厳しいかも。

さらに混浴の湯船はここにくる歩道の下方にあります。噴出する蒸気だけを見に来る人たちもいるため、人目が気になるところではありす(この日は天気も良くなかったためか、あまり歩く人はいなかった)。しかし、それらを考慮しても一度は試したいお風呂でしょう。蒸気の立ち上がるダイナミックな眺めのなかでゆったりと浸かれる広いお風呂です。野天風呂とはまさにこのようなものをいうのでしょう。

眺め・泉質ともに露天風呂(というより野天風呂)の醍醐味を十分に味わえる温泉です。地球からのエネルギーを直に肌で受け取れる、そんなお勧めの温泉です。

TAKA 様
2006/12/22

2006年6月下旬平日訪問 混浴露天1 入浴料500円

残念ながら翌日にテレビ収録があるとかで混浴露天の入浴は果たせず覗いただけ。仕方なく男女別の露天に入ります。

薄く白濁した湯に浸かりながら、男湯からはダイナミックな景色を堪能できます。あちらこちらの山肌から立ち上る噴煙は中々のものです。

ただプラスチック製の椅子は似合わなかったなあ。

帰り際貸切バスで団体さんが露天に入ってきました。ここも観光コースなのでしょうか。