混浴貸切温泉〜快楽秘湯表編

女性のための混浴講座

コラム

ワニの生態

混浴温泉に何時間も浸かって女性を待ち、獲物(女性)が来ると群がるその様からワニと呼ばれる人たちがいます。

何が楽しくて人生の貴重な時間を無駄に浪費するのか理解に苦しみますが、混浴に異常な執着を見せるこういった人たちは、実際にそこそこの数が生息しているようです。

こういったワニ系の生態をちょっと観察してみましょう。

タイプ別ワニの分析

待ち伏せタイプ
  • 前項で例を挙げていますが、入浴しないで女性が来るのをひたすら待ち続けています。長湯できない身体の弱い体質なのでしょう。
  • 女性が来ると慌てて入浴しに来るのがなんとも滑稽です。待ち伏せ場所は混浴への入口が見える駐車場の車の中、途中にある公園など。
  • 特徴として、女性が来る度に何度も繰り返し入浴するから、かなり不審度が高いことです。本人はその不審さに気づいていないのでしょうか?
真性ワニタイプ
  • 女性脱衣所の出口が真正面を陣取って、ひたすらじっと湯に浸かっています。頑としてベストポジションから動きません。
  • 独特のオーラを放っているので、浴室に入った途端にわかります。
  • 長湯するので水分補給が欠かせず、飲料ペットボトルを持ち込んでいたりします。
  • 風呂の中でも眼鏡を外しません。(眼鏡をしているからワニってわけではありません。眼鏡をしないと危険なほど視力の悪い人もいます。)
  • 長時間まばたきしないでいられる特殊能力を持っています。しかしその能力は女性がいる間しか発現しません。
  • どれだけ軽蔑の目に晒されようと、女性の裸しか見えてないので全く気づきません。
  • 同様に、注意されても聞こえていません。
  • 無言でガン見するだけですから害はありませんが、女性がいる時の浴室内は異様な緊張感に包まれます。
人の良いオッサン風ワニ
  • 長時間に渡って湯の中で待つところは真性ワニタイプと同じですが、一見したところ普通の温泉好きに見えるところが特徴です。しかし混浴以外の普通の温泉には滅多に行かないので、持っている情報はほぼ混浴に限られています。
  • 女性が来ると自然を装いながら話しかけます。近付いてこようとするので、かなりキモイです。
  • 女性が躊躇してタオル巻きのまま足だけ浸けているような場合には、「こっちの方がぬるいよ」とか「気持ちいいよ~」とか言葉巧みになんとしてもタオルを外させようとします。
  • 近頃はマッサージを口実にあわよくば女性に触ろうとまでする輩がいます。
  • 普通の話し好きのおっちゃんまで同類に見られてしまうので、かなり迷惑です。判別方法は、カップルか単独女性以外でも気さくに話していたかどうかで見分けます。但し、単独男性にも話しかけてただの温泉好きを偽装する、熟練した巧妙なワニもいます。
急性ワニ
  • 別にそういう目的で来たわけではないものの、たまたま混浴で女性と遭遇してしまったことにより舞い上がって紳士的な態度ができなくなる病気です。
  • 若い男性に多く発症します。
  • 遠慮がちではありますが女性から目を放せないという症状が出ます。
  • まだ羞恥心は残っているので視線を外さなきゃと思う意思に対し、身体が言うことを聞きません。
  • 若さゆえ湯から出られなくなってしまい、湯あたりを併発する場合もあります。
  • 思春期になってから始めて混浴を経験したりすると100%に近い確率で起きますが、通常はすぐに恋愛経験をするので自然に治癒します。
  • しかし麻薬に近い常習性もあるため、一部の者は早めに治療しないと真性ワニに症状が進行する恐れがあります。やたら混浴に通い始め、その状態が長引いてきたら要注意です。
ワニ仲間
  • ワニはそれぞれホームグラウンドを持つので、元々混浴の数が少ないこともあって、当然のように同じメンツと良く顔を合わせます。一般から見れば彼らは同類に見えますが、彼ら同士はライバル関係にあります。
  • 長時間同じ湯船にいながら、しかも見知った顔であるにもかかわらずワニ仲間同士で会話する事は決してありません。
  • ベストポジションに固まる事はなく、一定の間隔を空けてお互い近付こうとしません。
  • そもそもコミュニケーション下手なので、仲間意識は全くありません。
  • 露出女性を女神と崇め讃えているので、女神様が登場した時だけは信仰心からか仲間意識が芽生え、密集しても平気になるようです。
  • 但し近年では一部で目的を同じくする者同士、同じ混浴をフィールドとする常連で情報ネットワークを構築する傾向も見られます。特に近場に混浴がいくつかあるような温泉地で、どこそこに女性が出現したという情報をリアルタイムでやり取りするグループを作っています。もちろんワニという行為が平気な極めて自分本位な人間というのが本質ですから、真の仲間意識などある筈がなく、利害の一致による一時的な協力関係に過ぎません。それほど自己満足の為だけに全てのエネルギーが注がれています。

実はワニより厄介な混浴での問題

日光の猿?

ワニの話なのに何で猿が出てくるかというと、動物と人間との関係で最も顕著な例が、日光とかのニホンザルの問題だったからです。

ニュース等で、観光客を次々に襲い手に持った紙袋やバッグを奪い取る猿の姿を一度くらいは目にしたことがあると思います。猿が凶暴化した元々の根本的な原因は、観光客による餌やり。学校で環境教育を受けていないためか、野生動物に餌を与えてしまう観光客が絶えないのが日本です。餌をあげることが野生動物を助けることになると勘違いしている人が、あまりにも多いのが現状です。

餌を貰うことが当たり前になった猿は、図々しいことに餌を与えない人に敵意をむき出しにするようになります。餌をちらつかせた上であげなかったりすると、猿は怒り狂って攻撃してきます。

そして貰うのが当たり前ではなく、奪い取るのが当たり前になり、終いには餌を与える気のない人まで手当たり次第に襲い始めます。攻撃的で凶暴化した猿の出来上がりです。

また、餌が充足すればやることはひとつ、個体数がどんどん増え始めます。するとより多くの餌が必要となり、ますます凶暴化して行きます。凶暴猿のパンデミックです。

混浴での餌付け問題

上記と同じようなことが混浴でも起きています。そう、混浴でワニに餌を与えるカップルがいるらしいのです。

いかがわしい嗜好のカップルが、わざわざそういったサイトの掲示板等で出没場所を予告し、ワニを集めて餌やりを行うというのです。実際、そのようなグループが頻繁に出没したせいで閉鎖された混浴もあると聞きます。

一頃ではそのような連中は特定の混浴に集中していたので、一部の混浴がワニの隔離場所のような役割を担っていましたが、そういった混浴が次々と無くなったりしたことで、現在では拡散傾向に拍車がかかっています。

上記の日光の猿と同じように、女性を見れば餌を貰えると決めつけて見境が無くなってしまっているのが、餌付けされたワニの性質の悪さです。最終的に殺人にまで発展したと思われるケースまで出てきています。

問題をさらに大きくしているのがネットの存在。誇張と妄想がほぼ全てと言って過言でないネットの情報を真に受けたワニが、餌を貰った体験も無いくせに餌があると思い込んで全国に拡散。混浴に来る全ての女性が餌やりに来てるのだと盲信し、この餌を貰い損ねまいと必死過ぎな迷惑行為を繰り広げるわけです。ネット情報やAVと、現実との区別がつかなくなってしまったワニは、極めて危険な犯罪者予備軍となります。

スノーモンキー

人間と動物の良好な関係を築けている、とても良いサンプルが長野県にあります。地獄谷温泉の上にある野猿公園がそれです。

地獄谷野猿公園では、餌を与えることが厳禁なことはもちろん、屋外での飲食行為、つまり餌を見せるような行為も厳禁です。猿にちょっかい出すのもいけません。猿を刺激するような行為はダメです。

そのような干渉しないルールによって、猿は人間を得にも損にもならない存在だと認識し、ほど良く無視する状況ができ上がっています。

混浴でも同じように餌やり厳禁とすれば、悪質なワニの数は減少に向かうでしょう。ガチガチにタオルでガードする(禁止されていなければ)か、湯浴み着を着るか、ワニらしき人物がいたらそもそも入浴しないこと。

個人々々がそういったことにちょっとだけ気をつけて行動すれば、もしかしたら混浴が無くなって行くペースが少しは遅くなるかもしれません。


最後に申し添えておきますが、このページの内容は全くのでたらめではありませんが、誇張して書いております。たまに本気にし過ぎたのか目くじら立てて怒りのメールをいただくことがございますが、冗談半分で仕上げておりますので、軽く受け流して読んでいただけると幸いです。

ただ、自分の行動を少しばかり客観的に振り返ってみるきっかけにでもなったならば、本望でございます。混浴というシステムが少しでも長く消えずにいてくれることを、ただただ願っております。