混浴貸切温泉〜快楽秘湯表編

女性のための混浴講座

コラム

混浴入浴準備編

まず混浴温泉で女性が一番苦労する点といえば着替えです。浴室が混浴でも男女別に脱衣所が完備されている施設なら心配ありませんが、趣のある古い温泉を求めると往々にして脱衣所は共用です。いやそれどころか棚しかないなんてこともざら。

無事に着替えが済んでもまだまだ試練は続きます。湯船に向かうと入浴中の男性が下から突き刺すような熱い視線を送ってくることでしょう。大抵の男性は背を向けるなど気を遣ってくれるのですが、最近は混浴慣れしていない無遠慮な男性も増えました。風呂から上がる時などはもっと酷く、背を向けてお尻を突き出すような格好になるため、ここぞとばかりに凝視する男性もいます。

そういった視線から身を守るためにも、事前に準備しておいた小道具が役に立つのです。

あったら便利な小道具

着替え用ローブ
混浴の第一人者、山崎まゆみ嬢は一枚の大きな布を用意しているそうです。幅は身体を一周半分程度、高さは首から膝までくらいの布の上辺にゴムを縫い込み、両端はベロクロで留まるようになっています。これをわっか状にして首から被り、ちょうどゴムの部分が首で止まって下はフリーとなり誰の視線にも晒されず着替えられるという代物です。ただ、テレビで見ましたがあまり格好の良いものではありませんでした。
そこで、パイルのラップローブをオススメします。基本的にはナイトウエアとかルームウエアというジャンルですが、そのままお出かけしてもおかしくないデザインのものも多く、脱ぎ着のし易さもピカイチ。車での移動なら、車の中で下着も全部とってバスタオルを巻いた上にラップローブを被ってしまっとけば、着替えの手間無しになります。水分を良く吸うパイルという素材である事がキモです。
余談ですが、うちのツレは腰がゴム引きのロングスカートを持っています。細かいちりめん状のプリーツが入っていて横幅がかなり伸びるので、腰のゴム部分を首まで引き上げればそのまま山崎まゆみ嬢の着替え用スパウエアと同じようになります。でもあまりにカッコ悪いので使ったことはありません。
大きめのバスタオル
混浴温泉での必需品です。通常のバスタオルだと胸で巻くと下が微妙な長さになってしまうので、ひと回り大きめのバスタオルを探しておく必要があります。下を隠すと上が出て、上を隠すと下が出るなんて間抜けな格好は嫌ですよね。湯が付くと変色する場合があるので、濃いめの色のものが良いでしょう。
バスタオルは湯船までの移動の際に、身体を隠すために使います。許可されている温泉以外では巻いたまま入浴することはできません。
湯浴み着
湯着、ゆゆ着などと言って混浴温泉で売っている場合があります。糸くずの出ない素材でできたローブのようなもので、着たまま入浴します。
しかし、あまりオススメはできません。薄い素材でできていることが多く、濡れると身体にぴったりと貼り付いて裸と殆ど変わりません。ボディペインティング並です。中にはうっすら透けている物まであります。安心感からかガードも甘くなり、かえって肢体を晒してるなんてことに。温泉の中では非常に浮いていますから、逆に注目を集めてしまいますし。ついでに、デザインも最悪です。特に若い女性は抵抗を覚えるでしょう。
どうせ混浴慣れしてしまえば使わなくなる物です。でもまあ、上記難点を克服した良い物を見つけたら、値段が高くなければ買っておいても損はないかもしれません。
温泉バッグ
ビニールなど濡れても大丈夫な素材で作られたポーチがあると便利です。底に水抜きの穴が空いている物がいいでしょう。温泉バッグというそのものずばりの名前のポーチも売られていますが、デザインがあまりにアレなのでスポーツ用品店などで防水性のあるポーチを探してみると良いでしょう。
車上荒らしや脱衣所盗難が増えています。温泉ではフロントに貴重品を預けるなんてできない所も多いですから、貴重品は常に持ち歩く事が最も安全です。完全防水のポーチにすれば下着の替えも入れておけるので、下着ドロの被害に遭ってもとりあえず凌げます。
付け加えておくと、男性の場合は混浴温泉にポーチを持って入ると隠し撮りじゃないかと疑われます。もし持ち込むなら子供のプール道具入れみたいな透明のビニール袋じゃないとまずいですね。