レポート | 日帰り
横瀬川を見下ろす渓流沿いに「ゆの宿和どう」がある。元来の秩父七湯には数えられていなかったが、現存しない二湯に変わって秩父七湯に和銅鉱泉を加える場合もあり、和銅鉱泉の公式サイト上では秩父七湯のうちで最も古い歴史を持つと謳っている。2007年にリニューアル。
【料金】
和どうには男女別の大浴場・露天風呂の他に、貸切風呂がひとつ、さらに貸切岩盤浴がある。貸切風呂は日帰り入浴料+貸切利用料3,000円(税別)で日帰りでも利用できる。公式サイトには日帰り入浴料税込1,000円となっているが、支払ったのは入浴料一人900円、貸切料含め二人合計でしめて5,040円だった。貸切利用者は入浴料が100円安いのかもしれない。
貸切は一室しかないが、電話での予約はできず当日先着順となるため、いざ行ってみても入浴できない可能性はある。だけど訪問は日曜日だったが特に混んでる様子もなく、到着後すぐに利用する事ができた。天候が雨だったということも影響したかもしれない。貸切利用時間は50分。
【貸切風呂】
最近は個室付きの貸切風呂ばかり行ってたが、ここは個室は付いてない。しかし脱衣所は結構広め。浴室も浴槽は大きくないが浴室そのものはそこそこ広い。脱衣所にトイレも備わっているし、病人など要介護者の利用も想定されているように感じる。
露天風呂じゃない完全内湯ではあるが、湯槽側の窓の外はテラスになっていて椅子で涼むこともでき、窓を開ければ半露天風呂気分になれる。外は木の葉が生い茂り覗かれる心配もなさそう。立地的には横瀬川のほとりにある宿だが、木々が濃くて葉の間を透かしてみればもしかしてあれ川かなという程度にしか見えない。
和銅鉱泉の公式サイトには湯槽部分の写真しか無かったので、それから感じてた印象より実際はずっと広くて悪くない感じではあった。ただ、利用時間が50分だし個室もない純粋な貸切風呂ということも考えると、この料金はちょっと高いかな〜。