日本最大の面積を持ち、温泉とともに老舗中の老舗。但しその歴史ゆえロープウェイやリフトが入り組んでおり、コースも非常に複雑。広大な敷地に14のゲレンデが散らばり無数のコースがある。ゲレンデ間の連絡も悪く近年に開発されたスキー場に比べるとその点では見劣りする。裾野が広いため統括するひとつのセンターハウスというものはなく、それぞれのゲレンデで宿泊施設を兼ねた民宿やホテルがスキーセンターの役割をする。東北地方奥羽山脈の一部山域にしか見られない樹氷は蔵王の顔であり、バックカントリーを除いて樹氷原を滑れるスキー場は世界唯一。年末年始と2月初め〜3月初めまでは山頂部で樹氷のライトアップが行われる。