南会津郡と西白河郡の国境を貫く国道289号。長い年月をかけたトンネル開通まで国内で数少ない徒歩区間を含む国道であった。その西白河郡側どんづまりにあった一軒宿が甲子温泉。トンネルの開通により会津側からのアクセスも改善され、それを機に2009年より通年営業が始まる。14世紀の終わりに霊泉ありの啓示を受けた僧が発見したのが始まりと伝えられるが、秘境ゆえ長らくその所在は忘れられていたという。時移り二百数十年後の慶長五年、会津の浪人が猟の最中に湯浴みで傷を癒す猿を発見、寛永十三年に温泉が開発されたそうだ。僧が湧湯を見つけたのが甲子(きのえ・ね)の年であったことから、「甲子の湯」と名付けられた。阿武隈川沿い下流に独自自家源泉と引き湯による宿が数軒集まり、こちらは新甲子温泉と呼ぶ。
※泉質:単純温泉、カルシウム・ナトリウム硫酸塩温泉
※効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、痔病、動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病など
混浴 | ※画像提供:じゃらん(他 | オリジナルor許諾画像)日帰り | 宿泊料 | 露 天 |
貸切 | |||
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内 | 露 | 内 | 露 | |||||
● | ● | 大黒屋 | 10-15 | ¥800 | ● | |||
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