■脱衣所の前で身体を拭いて!
風呂から出て脱衣所に上がる前、浴室にいるうちにタオルで身体の水滴をざっと拭きとって下さい。銭湯ではあまりにも常識な事ですが、温泉では何故か脱衣所の床をびちゃびちゃにしてしまう人が多過ぎます。後から来た人が靴下で水溜まりを踏んでしまうかもしれません。ちょっとした気遣いです。
マットが敷いてあるからいいじゃん、と思う人がいるかもしれませんが、家庭とは違い大勢が利用するのです。実際に度々あったことですが、マットが水を吸ってびっちゃびちゃのことも。これは裸足でも気持ちのいいものではありません。頻繁に取り換えない管理者の責任にしたがる人がいますが、それ以前の問題です。なんでもかんでも管理者の責任を問う最近の風潮は、なんか行き過ぎている感じがします。
■ゴミの持ち帰り
ゴミは残さない。持ち込んだ物は全て持ち帰るのが鉄則です。特に共同湯の管理人が常駐していない所で、空き缶などを放置して帰ってしまう人がいます。そのゴミは誰かが片付けなければならないのです。テメエのケツを他人に拭かせて恥ずかしくないその神経が信じられません。
■原状復帰
湯が熱過ぎた場合、他に入浴者がいなければ心の中でごめんなさいと言いながら水で薄める事もあるでしょう。出した水を止めるのも忘れないで下さい。入った時と同じ状態に戻してから出ることが肝心です。通常は湯守が温度管理をしているので、よほどでなければ水で埋めてはいけない事は言うまでもありません。熱い湯が好きな人やぬるい湯が好きな人、様々な嗜好があります。自分だけの身勝手で薄め過ぎないよう気をつけましょう。