岩の湯での事。
黄色のベストを着たオジサンがやってきた。そのオジサンは最初は無言だったのだが、若い女性が入ってくると一変。急に親しげに話し出した。女性は迷惑そう。
さらに、女性の肩が冷えないようにと、自分の腰に巻いていたタオルを絞って、女性の肩へ湯をかけ始めた。女性はさらに迷惑顔。女性が逃げるように脱衣場へ向かうと追いかけていき、着替えを手伝いだす始末。
この黄色のベストのオジサン、地元の人なのか翌日もやってきた。湯に女性が入っていないとみるや、去っていった。おそらく近所の不動の湯と往復しているのだろう。
そういえば、不動の湯では地元の人(または地元でなくとも常連)と思われるオジサン数人が、いつ女性を見たとか情報交換して盛り上がっていた。
ここは評判通りの女性には厳しい湯だな。