レポート | 日帰り
おがわ温泉花和楽の湯を経営するカワラリゾート株式会社が2010年に2号店としてオープンしたのが「なめがわ温泉 花和楽の湯」。森林公園のすぐ隣という立地から当初は「なめがわ森林スパ 花明かり」という名称だったが、期待ほどぱっとしなかったらしくオープンから1年後の2011年に大幅なリニューアルを敢行し、それを機に人気の高かったおがわ温泉と名称を統一して「なめがわ温泉 花和楽の湯」となった。
【料金】
「なめがわ温泉 花和楽の湯」には露天風呂付きの貸切個室が4部屋用意されている。利用料金は、入館料一人1,380円(8%税込)プラス3,240円〜4,320円(8%税込)となる。最低2時間からの利用で、以後延長1時間ごと2時間分料金の半額が加算されていくシステム。個室の露天風呂に使用される湯は温泉ではない。
【予約】
おがわ温泉では一番高い部屋を借りたので、今回は一番安い部屋にしてみた。前日に予約の電話を入れたが、平日ということもあってかその時点で他の予約はゼロ。当日行ってみると全個室を通して自分らの他には1件だけ予約が入っているだけだった。平日だったら予約無しで行っても空き部屋はありそう。
一番安い部屋は朝凪と夕凪の二部屋。朝凪の風呂は大理石調、夕凪の風呂は石風呂風ということだが、どちらが良いか決め手もなく迷っていると、どちらかと言えば朝凪の方が良いようなことをお姉さんが匂わせたので、朝凪に決定。完全に好みの問題でしかないが、夕凪の方には客もおらず開放されていたので覗いてみると、自分もどちらかといえば朝凪の方が好みだったので良かった。
【個室貸切風呂「朝凪」】
部屋は5畳程度の洋間。窓の外に露天風呂。奥には身体を洗えるシャワーブースもある。露天風呂スペースには広めのテラスに小さめの湯槽が設置されている。公式サイトに載っている写真では小さな露天風呂空間に感じていたので、良い方にイメージを覆された。絶対にあの写真で損をしていると思う。
部屋には食事を頼む事もできるが、食事をするにしては2時間という時間は微妙に短い気がして食事は頼まなかった。ひとつ残念だったのは、部屋にトイレが無いこと。部屋を出てわざわざ大浴場の隣にあるトイレまで行くのは少々面倒くさい。45分や1時間の利用ならトイレなど必要ないが、最低でも2時間から、店側としては2時間以上の利用を期待しているようだったのに、それなら尚更トイレがあった方が良さそうなものだ。館内着があるとはいえ、部屋で全てを済ませられる方が気分的にももっと寛げる。
※入館料は据え置きですが、貸切は500円値上げされ3,740円〜となりました。
※施設改修工事の為2018年6月より半年程度の予定で休館となりましたが、1年以上経過しても未だ再開されていません。
※2022年9月17日、経営が(株)ハッピーリゾートに変わり、テルマー湯 滑川店としてリニューアルオープンしました。