レポート | 日帰り
貸切内湯
貸切露天
旅館大忠から北を向くと、道路の突き当たりに見えるのが旅館三治郎。部屋数24室と規模は小さくも大きくもない中庸な旅館だが、「湯の里」という日帰り温泉施設が併設され、その日帰り施設内に趣向を変えた四ヶ所の貸切風呂が用意されている。
【入館料と貸切風呂料金】
「湯の里」の入館料は大人900円。貸切の利用には加えて1,100円〜2,200円必要となる。時間は50分。延長も可能で30分600円かかる。趣向の違う四種類の貸切風呂はそれぞれ名前が付けられ料金との関係は、かまくら風呂1,100円、八角堂風呂1,700円、森林浴風呂1,700円、ひのき露天風呂2,200円となる。露天風呂はひのき露天風呂だけ。
自分がいったこの日はサービスデーか何かだったらしく、入館料が500円に割引されていた。だったらせっかくだから一番値段の高いひのき露天風呂に入浴する事にした。通常なら二人で4,000円かかるところ、3,200円で済んだので有り難い。
【貸切風呂「ひのき露天風呂」】
貸切風呂が並ぶエリアの一番手前がひのき露天風呂。意外に脱衣所が広々していて、トイレまで備わっている。脱衣所から露天風呂に出る手前には洗い場もあって、設備として不足はない感じ。露天風呂は、木の板のテラス状のスペースに名前の通り檜で組まれた四角い湯槽が中央に鎮座。
景色に関しては雑木林が見えるだけで特にどうということはない。三治郎の公式サイトで写真を見た感じでは平凡な風呂だという印象だったが、確かにその通り平凡ではある。がしかし、事前の印象よりも案外つまらなくなかったといいうのが実際行ってみての感想。何が面白かったのか分析はできてないのだが、結構のびのび楽しめた事は事実。事前にいくら情報を集めてみても、やっぱり実際に入浴してみないとわからないものだ。