レポート ｜ 日帰り
「さくらい」の貸切風呂は「夢見の湯」「月見の湯」「花見の湯」の三ヶ所。但し、訪問時は「花見の湯」が修理中。
【貸切風呂料金】
三ヶ所とも一部が開放された半露天風呂で、料金は「夢見の湯」が50分3,150円、他が50分2,100円。日帰りの場合もこの金額ぽっきりとなる。事前に電話で予約することが可能。
日帰りの利用時間は12時〜15時の3時間。1日に日帰りで利用できる組数は少ないので、電話予約する方が無難。
【貸切風呂の場所】
今までどこの旅館も浴室へはロビーから廊下を渡って奥、あるいは階が違うことが多かったが、さくらいの「夢見の湯」はロビー内の売店すぐ横の暖簾がかかった扉がそれ。
外扉を開けるとすぐに内扉が有り、内扉を開けるともう浴室となる。ガラス張りの浴室横の廊下を奥へ行くと脱衣所。
「さくらい」のサイトを見ると貸切風呂には温泉を使用してないと書いてあったが、脱衣所には温泉利用許可済証がはってあったので、少なくとも「夢見の湯」は温泉を利用してるっぽい。
【夢見の湯 浴室】
浴室に洗い場は設けられているが、浴室の2/3以上の面積は湯槽に割り当てられている。障子戸のような窓を開けると目隠しの付いたテラスになっていて、その向こう側は駐車場。目隠しがあるとはいえ隙間が大きいから覗かれそうで心許ない。
半露天風呂ということで一応露天風呂に分類したけれど、半露天風呂と呼ぶにもちょっと苦しい感じなのに、窓を閉めてしまえば完全に内風呂でしかない。でもまあ大きな湯槽だから内風呂として入っても不満があるわけじゃないけど。
ちなみに半露天風呂とはどこで見たか忘れたけれど、「さくらい」のサイトでは貸切風呂としか書いてなく、露天風呂を標榜しているわけではない。
湯槽は中央部分が座ると肩までの深さで、それを取り囲むように浅くなっている。どちらかというと深い部分より浅い部分の方がのべ面積が大きいので、寝湯なんかもできてしまうだけの広さがある。肩まで浸かったり上半身を出して腰掛けたり寝たりと長く浸かっていても飽きが来ない。
テラスに出て涼んだりもできれば良かったが、さすがにそれをすると外から見えてしまいそうだ。
