草津温泉 大滝乃湯

「大滝乃湯」のレポート ｜ 日帰り

数年おきくらいのペースで草津に行くと、行くたびに少しずつあちらこちらが新しく変わっていたりする。日帰り入浴施設の大滝乃湯も、珍しく日帰り施設で混浴があったのも廃止となった後で、リニューアルが行われた。大きな変化は女性専用の合わせ湯ができたことと、貸切風呂が新設されたこと。

増税があったから仕方ないが、大滝乃湯の入館料は昔より100円上がって900円。草津温泉観光協会のサイト「湯Love草津」にあるクーポンを見せると10%割り引かれ810円で入館できる。貸切風呂は1時間2,000円。二人で利用すると3,620円となったが、若干高めかなという気はする。

【館内の様子】

まず入り口を入ってすぐ、料金ブースが番台のごとくど真ん中にあって驚いた。以前の記憶は薄いが、こんなど真ん中にはなかったことには確信がある。番台を真っ直ぐ過ぎて突き当たりを右に曲がると、休憩所だった所がラウンジカフェになっていた。左を向くと男女別の大浴場入り口、地階へ下りると畳の休憩所に男性用合わせ湯と、配置そのものに変化はない。

大浴場へ向かわず番台を左へ回り込んで進むと、突き当たりに食事処。このレストランは風呂に入らなくても外から直接入場でき、入館料なしで食事だけ利用できるようになっていた。無料駐車場の少ない草津で食事場所にはいつも困ってたから、これはありがたい。その番台から食事処へ向かう途中に貸切風呂「しゃくなげ」があった。

【貸切風呂 しゃくなげ】

扉を入るとスロープとなっており、広めの脱衣所につながる。浴室とトイレの間にも段差はなく、バリアフリー構造となっている。脱衣所の広さの割に浴室は狭め。湯槽も二人サイズ。湯は熱く、水で薄めないと入れなかった。

雰囲気はとしては、ありがちな家族風呂よりはマシだが、もうちょっと遊び心が欲しいと思った。例えばミニ合わせ湯みたいな感じにするとか、湯もみの熱乃湯の雰囲気を再現するとか、草津らしさを表現したら面白くなるのに、とちょっと残念。