レポート | 日帰り
以前の記憶が薄くてはっきりしないが、二岐温泉へ至る道が全体に綺麗になったような気がする。もっと走り難かったと思うのだが、直線的になり道幅も広くなったのではないだろうか。整備が進んだのかな。湯小屋温泉をレポートした時よりもさらに数年前の酷い時(そもそも舗装が所々しかなかった)の印象が強過ぎて、その記憶を引きずっているから余計に変化を大きく感じてしまうのかも。
姥湯温泉のスイッチバックもなくなったそうだし、どこの温泉も秘境感が薄くなったなぁ。
湯小屋旅館のほんの少し手前にあるのが大和館。車の通る道路から大和館の看板が立っている斜めの坂を下りて行くとある。
駐車場は上の道路沿い、大和館の看板の立つ向かい側にあるので車をそこに停めて歩くことになるが、坂もさほど急ではないし距離も短い。
【川を挟んで両岸に露天風呂】
大和館には露天風呂が二個所。まず大和館の建物を出てすぐの川沿いに、手作り感のあるコンクリの四角い湯船がふたつ並ぶ。さらに川には赤い欄干の橋が架けられており、渡った対岸にも湯船が造られている。
どちらも脱衣所と呼べるようなものはなく、置き場が作られているだけだった。この日は雨が降っていたので、服の置き方に困った。雨の日には服を入れる袋を用意して行った方が良いだろう。
【対岸にある湯船】
手前の湯船に浸かってすぐ四人ほどの団体さんが来たので、橋を渡って対岸の湯船に移動。離れて二個所あるとこういう時には便利だ。
こちらは湯船がひとつしかないが、大きさはそこそこ。同じように手作り感溢れる湯船で、野趣を満喫できる。川の対岸にある宿がちょうど正面になるが、そちら側に岩があるので湯に浸かってしまえば見えにくい。着替えは丸見えだけど…。かといってがちがちに目隠しに囲まれた神経質な男女別露天になんかなって欲しくないので、女性の方も宿に文句言ったりしないでね。