混浴貸切温泉〜快楽秘湯表編

混浴入浴法Tips集

コラム

第二部 着替えの工夫

これまで順調に混浴をこなしてきたことで、そろそろ設備の整ったありきたりな露天風呂では物足りなくなってきましたね。とは言っても、あっちの世界に目覚めた訳ではないでしょうから、今は「見られるのは恥ずかしい、でも行ってみたい…」と、心の葛藤に心も身体も疼きまくっている状態に違いありません。

そこで第2部からは、男女別脱衣所が無いような鄙びた露天風呂で、如何に見られずに入浴するかを、徹底的に考えてみたいと思います。

1. 道具にこだわる。

混浴を征するタメには、まずアイテムありき。実用的でありながら、周りの人間が思わずう〜むと唸ってしまうような粋なアイテムを揃えましょう。

1. 髪留め
髪の長い女性にとっては必需品。自分のためにというより、髪を浸けてお湯を汚さないようにするために必要な物。捻って持ち上げた髪を挟んで落ちないだけの、余裕ある大きさの物にしましょう。無造作に束ねたうなじがより色っぽく感じられGoodです。ホテル等に置いてあるビニール製のシャワーキャップはBad
2. バスタオル2枚
身体を隠すために必要。柄のけばけばしくない方が良い。温泉の成分によって染まってしまうことがあるため真っ白は避けた方が無難。ゆゆ着は好きじゃないなぁ〜。(生地の薄いゆゆ着だったりすると、濡れた時に身体にぴったり張り付いて裸以上にHな姿になっちゃう場合もあるので、注意しましょう。)
3. フェイスタオル
バスタオル以外にフェイスタオルが1枚あると重宝する。入浴中は頭の上に乗っけておけば正統派に見えてよろしい。こじゃれたタオルよりも「××旅館」と書いてある物なんかの方がぐっとしぶいでしょう。
4. 洗面器
殆どの露天風呂には洗面器が用意されていない。内湯続きなら良いが、そうでない所では掛け湯をするのに必要。こだわるなら、黄色半透明で底にケロリンと印字されているのがBest。(欲しい!どっかで手に入らないかなぁ。※後日、何人かの方から販売店の情報をいただき、無事GETすることができました。
5. サンダル
最初から履いて行くのがいいが、途中がぬかるんでいたり履いて行くのが無理であっても、持っていくと色々と便利。特に野湯などでは、足下が砂利であったりするので、裸足では痛くてしょうがない所もある。もちろん、水に濡れても平気なサンダルにすること。スポーツサンダルであれば活動もしやすいし、夏場には必需品ですね。

2. 服装の工夫

温泉に向く服装とそうでない服装があります。特に汗対策は完璧にしましょう。(足が湿った状態で履くズボンほど気持ち悪いものはありませんよね。露天風呂だと足先に砂なんか付いてたりして、特に気持ち悪いことこの上ない。)

POINT1. 脱ぎ着がしやすいこと
温泉に一箇所だけ入って満足する人は少ないと思います。何箇所かハシゴする場合に、脱着が困難な服装だとそれだけで疲れるし嫌になっちゃいますね。
POINT2. 速乾性素材
温泉に浸かると、夏はもちろん寒い冬であっても意外に汗をかくものです。露天風呂は野外活動となるので、汗をかきっぱなしだと、せっかく温泉に入ったのに風邪を引いてしまったなんてことになりかねません。その点アウトドア系のウエアはオススメ。ダクロン等の速乾性素材の衣服は、想像以上に快適です。暑くなく寒くない、外気温に対する適応温度差が結構広いのです。

上記ふたつのポイントを押さえて、具体的にどんな服装が良いのか考えてみます。

イケナイ服装
1. ベストジーニストに選ばれそうなぴったりジーンズ
脱ぐとき一緒にショーツまで下げてしまうことは良くあるオチ。さらにジーンズは湿ると非常に着持ち悪い。
2. 時代遅れのボディコンスーツに網ストッキング
今どきそんな奴はいないか…。まあ少なくともストッキングはやめたほうが良いです。
3. エイリアンのシガニーウィーバーばりのチビT
タオルを巻いた状態で脱げないばかりか、脱ぐとき思いっきり両手を上げて胸が全開。
オススメ服装
1. 上衣
夏なら速乾素材のTシャツ。冬なら速乾素材のトレーナーってトコロでしょうか。速乾素材ではありませんが結構いいなと思っているのが無印のフード付のパーカー。前開きになるやつです。寒い場合には中に着込むより、厚手のジャケットを用意した方が良いでしょう。温泉を出た後は暑いので、ジャケットなら脱いで帰れます。
2. ズボン
夏にはイージーパンツがオススメです。今気に入っているのが、ジャックウルフスキンのイージーパンツ。薄手の生地で熱がこもらず、撥水性もあり、イージーパンツなのに足首にゴムが入ってないので脱ぎ着もしやすいのです。秋冬のお気に入りは、無印のスエット。これも足首にゴムの無いタイプです。女性でも着こなしによっては意外にカッコ良く着れますよ。
3. 妊婦なワンピースもいいかも
ワンピースも脱ぎ着はしやすいと思います。だぼっとしたタイプであれば、さらに簡単ですね。
4. 露出狂ルック、全裸にコート1枚
究極なんだけど、ちょっと恥ずかしすぎ。こんな奴はいないな。
5. やっぱ浴衣でしょう
もし旅館にお泊まりならば、やっぱこれしかないでしょう。花火大会とかに着る外出用の浴衣じゃないですよ。旅館とかに備え付けの本物の浴衣です。露出狂ルック並に着替えがしやすく、汗も溜めず、実に機能的なのです。昔の人の知恵を感じます。もし面倒臭くて下着を全く着けないでいても、露出狂ルックのように変態扱いされることもありません。逆にポリシーがあると褒められるくらいでしょうから。

3. 脱衣の工夫

さて、いよいよ実際の着替えについて。女性は小学校の頃から人前で着替える方法を身に付けており、特に私なんかが考える必要はないようですので、ちょっとしたポイントだけ説明します。状況設定としては、更衣室が男女別でなく、さらに悪いことに湯船から丸見えの脱衣所を想定しています。

POINT1. 予め衣服の下にバスタオルを巻いて行くのも手かも
車で訪問する夏場の野湯等には有効な手段です。服の下に水着を着て海に行くのと同じ感覚ですね。
POINT2. バスタオルを固定しやすい工夫を
バスタオルを身体に巻いたとき、端を折り込んで留めた箇所が取れそうで不安ではありませんか? 男性にとってはその危なっかしさがそそられる訳ですが、女性にとってはちっとも嬉しい事態ではありませんね。そこで、タオルの丁度合わせ目の位置にベロクロを取り付けておくのはどうでしょうか。但し、ベロクロは濡れるとつきが悪くなりますので気をつけて。
POINT3. 入浴客に背を向けない
だいたい男というものは、誰にも見られていない状況だと大胆にじろじろ眺めるという、卑怯な生き物です。もしカップルで来ているなら、男性が周りに睨みを効かせているのが最適です。彼氏に見られているのに、その彼女をじろじろ観賞するなんてできる男はまずひとりもいません。ただ、人の良さそうな顔をして嬉しそうに話しかけてくるおやじがいるかも知れません。おそらく、入浴中はともかく着替え中に話しかけてくる失礼なおやじは、まずスケベ心に間違いないと思います。

4. 着衣の工夫

さて、入浴時の工夫は第3部にて説明することとして、温泉を堪能した後には服を着るという行為が待っています。身体は濡れているし、おそらくはタオルも多かれ少なかれ湿っていることでしょう。しかし、これもほんの少しの工夫で問題なく着替えることができてしまうのです。ここで用意したもう1枚のタオルが生きてくるのです。

POINT1. 乾いたバスタオルを、濡れたバスタオルの上から巻く
湯船から脱衣所まで、バスタオルを巻いて戻ります。この時、バスタオルは湿ってしまっているため、そのまま服を着ることができません。そこでもう1枚用意したバスタオルを、そのまま上から巻いてしまうのです。ゴムを入れた筒状のタオルを作っておくと良いかも知れません。そして内側の濡れたタオルを引き抜けば、後はタオル巻きのまま服を着れば良いのです。最後に服の下のタオルを引き抜いてしまえば、はい、これで完璧ですね。
POINT2. 入浴客に背を向けない
脱衣の工夫で説明したことと同じです。

どうでしょうか。思いの外簡単でしょう。このテクニックで、男女別脱衣所が完備されてない露天風呂でも、もう恐るるに足りません。さあ、アイテムを用意したら、今すぐあの鄙びた混浴露天風呂へレッツラゴー!(←死語 ああ、待って、引かないで…)