混浴貸切温泉〜快楽秘湯表編

混浴入浴法Tips集

コラム

第一部 初めての混浴

素っ裸で入る露天風呂は、とっても素晴らしく、とっても気持ち良いものです。私は一人で温泉に入るのが寂しいため、どうしても連れと一緒に入りたい人間なのですが、やはり女性にとって混浴というのは抵抗があるようで、なかなかどこでも一緒とはいかないのが現実です。できれば身体を何も隠さずに一緒に開放感を味わいたい。

どうすれば気にせずどこでも一緒に入浴することができるか。この命題を解決するために、そうだ、Tips集を作って実践すればいいと。まあ、そういう動機からアイディアをまとめ始めた訳です。

女性の方で(男性の方でも)私はこうしているという意見がありましたら教えて下さい。と言っても、女性がこんな混浴中心のホームページ見るとは思えないなぁ。

1. 露天風呂選びの工夫。

初めて二人で混浴デートするとき、温泉ガイドの写真を見ただけでいきなり鄙び系のグレートな露天風呂を選んでしまっていませんか? 焦らないで下さい、事前の情報収集を怠ってはいけません。まずは初めての体験が、今後の混浴ライフを決定づける重要な経験となるのです。嫌な思いをすれば、もう二度と行くもんかと思ってしまいます。もったいない、安易に選んではいけないのです。

そこでまずは、初めての人にもお勧めできる露天風呂選びの基準から。

1. 男女別の更衣室がある。
基本はこれ。やはり着替えるときが一番肝心。更衣室がないと、もうそれだけで駄目です。扉がちゃちかったり、一部しか隠していなかったりもアウトだそうです。女性にとっては裸を見られる以上に、着替えを見られる方が恥ずかしいのです。頑丈で隙間の無い更衣室が必要。
2. 更衣室から湯船までの距離が短い。
場所によっては、更衣室から湯船まで遠い所もあります。湯船に行く途中で駐車場や旅館の窓から丸見えになってたり、最悪なのは遊歩道にもなっていて服を着た通行人とすれ違うなんてことも。
3. 湯船が大きい。
他人と距離をとれることが重要。狭い湯船に小汚いエロおやじがいたら最悪。至近距離で見せつけるようにぶらぶらさせて出たり入ったり、「おっとごめんよ」とか言ってよろけてぶつかったり。
4. 湯の色が白く濁っていて中が見えない。
入ってしまえば見えなくなる安心感。ちょっと慣れればタオルなんか巻く必要もなくなります。
5. 入浴客に女性も多い。
やはり他に女性が入っていると、もう安心感が全然違う。しかし注意、有名で女性の多い場所は痴漢も多い。
6. 入浴に向かう途中、露天の全貌が見渡せる。
脱衣の前に露天の全貌が見渡せるポイントがあると、様子がわかって心構えができやすい。その時点で上記の1〜5までのポイントが押さえられていれば、混浴に対する抵抗感はほぼ払拭できるでしょう。

2. 露天選びの具体例

では、具体的に初心者にとってどこがいいか、お薦めの場所を例に説明します。

第1位 長野県白骨温泉 泡の湯
ここはもう、全ての条件が揃っている、100点満点の場所。完璧なまでに男女別の脱衣所。脱衣所のドアを開けるとそこはもう温泉の中。しかも目隠しまである。巨大な湯船。ちっとも透けないお湯の色。女性もたくさん入っている。さらに付録で温泉情緒までついてくる。実際今まで3回ほど訪問していますが、その全てに「混浴って初めてなんですよ〜」と話している女性を見かけました。巷の混浴デビューに選ばれる確率はかなり高いとみた。
第2位 群馬県万座温泉 万座高原ロッジ
ここも100点に近い、90点くらいでしょうか。まず男女別更衣室。女性用露天から混浴に乱入する形式なので、女性にとってはかなり気が楽と思われます。湯船がいくつもあるため、一番居心地のいい場所を選ぶこともできる。お湯の色は白濁しているが、少し薄めである程度は透けてしまう。
第3位 栃木県 女夫渕温泉
ここは湯船が多く、敷地が広い。但し、脱衣所がチンケであるし、お湯が透明。いきなりがここだとちょっと躊躇してしまうかも知れません。が、開放感は上記2箇所より格段に上。素っ裸ではしゃいでいる外国人女性もいる。つられて素っ裸で大騒ぎもいいでしょう。この開放感なら許される。但し、他に誰も見ていないと思っても、実は上のレストランから土建のおやじ達が見ているので要注意。

3. 痴漢対策を考える

せっかくいい気分で露天風呂を楽しもうというときに、あからさまにぎらぎらした視線を感じると、落ち着けないし嫌な気分になりますよね。(いや、それが快感なんだというカップルもいるかも知れませんが…)事前にそういう連中を避けられれば、それに越したことはありません。そこで、こういう奴を見かけたという特徴をあげてみます。

1. 入浴するでもなく休んでいる振りをして、いつまでも立ち去らない。
風呂の手前で待機して、女性が来たらおもむろに入りに来るのです。そこまでして混浴しなくても…。
2. 風呂の中で一箇所を陣取って動かないやつ。
他の客は打たせ湯に行ったりうろうろしてる中で、一箇所からぴくりとも動こうとしない人が。変だなと思ってその視線の先を追ってみると、女性更衣室からの出口がありました。ほほぉ…。
3. なぜか一人で来て裏山に登ろうとしてる奴。
これは混浴に限らずですが、なんか誰も行かなそうな遊歩道を歩いて行く奴がいたので後でそっちに行ってみると、ぱっと視界が開け下には丸見えの女湯が…。なるほど。
4. 全身真っ黒に日焼けしている。
露天風呂をいつまでも裸でうろうろしているため、水着の跡もないくらい全身日焼けしているのです。但し、ただの露天風呂好きもこの特徴があるし、地黒な人なだけかも知れないので、これだけで判断しないように。

※単独で来ている男性だけが怪しいわけではありません。最近では、組織立って覗きをしているグループもあるとか。

5. 不穏な動きの団体
湯船がいくつもある大きな混浴露天風呂で、妙にあっちへぞろぞろこっちへぞろぞろ。女性のいる場所を誰かが指揮しているらしい。
6. 女性も居るグループだが、女性は女湯に行ってしまい混浴には来ない。
こういうグループの場合、なぜか必ず一人くらいは女湯を覗きに行く奴がいます。かわいそうだから、女性も混浴してあげればいいのに。

※草津の西の川原温泉でのことですが、休日の夕方など裸で岩にへばりついている男達の姿を見ることができます。男湯と女湯の仕切りが岩組みになっていて、隙間があるのです。そこから女湯を覗こうと男達が岩によじ登っている訳。男達のケツがずらりと並ぶその様は壮観であり、バカ丸出しで物悲しくも微笑ましい光景であります。男の性(サガ)って奴。ちょっとくらいは大目に見てね。(現在ではすでに穴は塞がれているので、期待して行くようなことがないように)

こんな痴漢を見た、という情報がありましたら教えて下さい。

4. 男性側のマナーについて

 殆どの男性は裸の女性をじろじろ見る勇気などありません。とは言っても、女性にとっては自分が注目の的になってしまう恐怖感が常につきまとっています。女性にとって男性のどんな行動が気になるか聞いてみました。

1. じろじろ見る
それは当たり前ですね。あからさまなのは最も嫌ですが、視線が合っていないときに、ちゃーんす!とばかりにじろじろ見るのも、実はバレバレです。混浴に入るときは女性は神経が過敏になっていますので。どうも日本人は匿名の場だと大胆になるようで、でも決して旅の恥はかき捨てなんて事はありません。恥は恥なのです。
2. 近付いてくる
こんなに広いのになんでそんな近くに来るの?というのも嫌われます。あんたの裸なんか全然眼中に無いんだよって顔しているところが、余計しらじらしい。
3. やたら話しかける
ナンパされたいと思って温泉に入るわけではありません。男性には話しかけないのに、なぜに女性だと話しかける? 浮かれる気持ちはわかるんだけどね。かといって、無言過ぎるのも不気味か。
4. 視線がさまよう
男性の視線が落ち着き無く上に行ったり下に行ったり、とても気になるようです。だけど、意識すまいと思えば思うほど視線が吸い寄せられるように動いちゃったりするんで、ある程度は許して欲しいですね。
5. できれば女性がお湯に入る時と出る時には背を向けて欲しい
お湯に入っている間は安心感もあるのですが、一番恥ずかしいのが着替えと、お湯に入るとき、出るときです。相手の顔が見えない状態で足を広げたりしなければならない、非常に緊張する場面なのです。ここぞとばかりに視線が背中に突き刺さるのは、いい気分ではありません。さりげなく背を向けるなりの気遣いが欲しい。

おっぱい見たい〜、ケツ見たい〜という気持ちは、できるだけ表に出さないようにすることです。同じ見るにしても、ちらちらどきどき顔を赤く染めるなんて方が、「お姉さんのからだが見たいの?ぼ・う・や」てな気分になってよろしいようで。ただ、いい歳こいてこれをやると不気味なのでやめましょう。けどいくつになっても男だって少なからず緊張してしまいますので、そこら辺も女性に理解して頂きたいところではあります。

温泉に来てまでがつがつしたくはないものです。また、他人の性欲など見せられたくもありません。女性を囲む団体の大騒ぎなんて図も見たくありません。何をどう目的を間違えてしまったのか、裸目当てなのがバレバレなのもげんなりです。入浴風景なんて景色の一部です。女性の肌を見るのは好きですけど、今日は景色に花があると思う程度に、余裕をかましていたいものです。なにより、温泉を楽しみに来たのですから。

5. 水着入浴の功罪

温泉のマナーとして水着入浴は駄目とか、タオルはお湯につけるなとか良く言われます。女性の側から見れば、ただのエロ心から男性が勝手に言っていることのように感じられますが、どうしてどうして、そんな下心なんてほんのちょびっと(全然無いとは言いきれない)しかないのです。その理由は何かと申しますと、

1. 気分が台無し
おれは風呂に入りに来てるんだぁ。プールじゃねぇっ!とおやじ達は怒るでしょう。エロじじぃと切り捨てずに、考えてみて下さい。あなたが高原の新鮮な空気を深呼吸しているときに、隣のおやじがいい気分で煙草をぷかぁ〜とやったらどう思いますか? それと同じことなのです。大自然の開放感を味わいせっかくのリッチな気分が、途端にプールにでも来てるような貧しい気持ちに変わってしまうのです。
2. 掛け湯はどうやってするつもりだ?
プールに入る前だって、塩素入りの消毒槽で身体を消毒します。温泉ブームでこれだけ大勢の人が入ると、当然塩素で消毒しないお湯の中は○腸菌がたっぷりの状態になります。そんな危険な状態を避けるためにも、お湯に入る前にはよ〜く大○菌を流さなければなりません。なのに、水着やタオル巻きの人は、どうやって流すの?
3. お湯を汚す
布地から出る糸屑も嫌なものです。特にタオルは大量に糸屑が出ます。狭い湯船に皆がタオルをつけた後は、もう入りたくなくなるほどお湯が無残に汚れています。よほど大きな湯船でお湯がざんざん掛け流し状態のところでなければ、タオルは遠慮するべきでしょう。
4. 裸の人に対して失礼
見せるのが好きな人もたまにいますが、男でもやっぱ裸は恥ずかしいです。なのに水着を着ているなんて、ズルすぎます。水着を着た連中の中に裸で飛び込む勇気がありますか?お互い裸同士であるから羞恥心をあまり感じずに済むのです。

いずれにせよ、温泉というのは公共の場であるのだから、自分だけ良ければいいような考えは捨て、他人の事まで思いやった判断をするべきだと思います。できれば、タオルなんか巻かないで入った時の気持ち良さを、女性の方も一度味わってみてはどうでしょうか。