ずいぶん前、混浴なるものに始めて入ろうとした時、家内は躊躇どころかそんな事できる分けない!と言った有様でしたが…。
別に入浴目的ではなく、何回かドライブがてら同じ混浴温泉へ行き、夜でもあった事で例のバスタオルぐるぐる巻きで入りました。妻だけでなく私にしても混浴初体験でした。
その後知ったのですが、ここは西日本一とか有名な温泉。１時間程で行けるのでけっこう何度も行くうち、バスタオルはかなり重いらしく、ガーゼの様な生地の湯浴み用の物が売れておりこれを着用する様になりました。
本人は気づいているのかいないのか？ガーゼってけっこう体にぺったり張り付くんですが、まあ前の方は本人も手で隠したり持ち上げていました。ところがこの湯船は入るのに低いところとよじ登るような所があり、よじ登っていく後ろから見るとガーゼがあそこに張り付いて形がモロに見え、数人の男性が目を皿の様にして見ていましたが、私は面白くて黙っていました。
馴れと言うのは恐ろしい物で混浴なんてとんでもないと言ってた家内も、春夏秋冬景色の移り変わりをお風呂から楽しめるようになり、湯船の中で平気でガーゼタオルを巻き直したり、奥の方ではすっぽんぽんで入るようになりました。
その後九州の泥湯の混浴へ行った時のこと。屋外に沢山の泥湯の湯船があるのですが、さすがにタオルをつけるわけにいかず入り口に置いておくのですが、泥湯につかり体中を泥だらけにしてしまうとそのまま他の湯船に素っ裸で移動するのです。まあ泥だらけですが裸には違いありません。始めのうちこそ、こそこそとしていましたが１時間もすると泥だらけの裸で平気で外で休憩し、同じように外で休んでいるよそのおじさんと平気で立ち話をする様になっていました。
女性は強いですね。