福渡温泉・不動の湯でのことです。ここへ行かれたことがある方はご存知でしょうが、水着・バスタオル等での入浴を禁止しています(岩の湯も同様)。
午後2時頃だったと思います、男性ばかり5〜6人で入浴しているところへ50代位の夫婦がやってきました。奥様がしっかりとバスタオル巻きでかけ湯もせずに入ろうとなさったので、「かけ湯をしましょうね、あとバスタオルは禁止ですのでご遠慮下さい」と声をかけたところ、一瞬考えて「すぐに出ますので」と言いながら湯船に入ってきた。私が「時間の問題ではなく、マナーの問題で、脱衣所のところにも吊橋のところにも表示があったでしょう」と言うと、今度は夫婦ともに無視を決め込む様子。私が続けて「別に嫌がらせで言っているわけでなく、一人がルールを守らずにいると、それを真似する人が必ず出てくるので言っているのです。郷に入れば郷に従えでルールを受け入れることが困難でしたら、入浴していただかなくても結構なのですよ」「ここはこのお湯とこの環境を愛して、ルールを守ることのできる皆さんが利用している公共の場ですから」等、丁寧にご説明したのですが無視を決め込むばかり。他の入浴者も私に加勢する気配は無い。
そうこうしている最中にカップルが2組(いずれも30歳前後)やってきた。案の定、このうちの女性1人が「(先客の女性を見て)ダメって書いてあるけど、大丈夫みたいだね!」と・・。1人はバスタオル巻きでもう1人の女性と男性1人は何と水着で入浴。私はおばさんを置いておいて、このカップル2組に同様の注意をしたが、この情況では梨のつぶてである。この時点で湯船は満員状態。次から次へ人がくるが、満員状態を見て引き返して行く。私は堪らず「次の方が待っているので、ルールを守れない方は早めに上がって下さい」と全員に聞こえるように叫んだ。すると夫婦とカップル2組は、すごすごと退散して行った。この様子を見ていた人が言ったのか、言われた本人が流布したのか、その後私は温泉協会の監視員にされてしまった。岩の湯から移動してきた人に聞いたのだが、不動の湯には監視員がいるので女性は行かない方がいいと噂になっていたらしい。
翌日再び不動の湯へ行くと、まだ噂が続いており、監視員が見回っているらしいという噂がささやかれていました(もちろん私は沈黙)。
皆さん、私の言動は間違っているでしょうか?とくに女性の方、どう思われますか?確かに注意をされた人は気分がよくなかったと思いますが、不動の湯を大切に思う気持ちからの言動です。お湯を愛する気持ちは地元の人と変りません。ご理解いただけますか?