私の体験ではないのですが、友人が温泉に行った際の話です。
カップルで行ったのですが、あいにく混浴ではなく、別々に風呂に入ったそうです。まあ混浴も良いけど、他の女性が居ると視線のやり場に困ったり、相手の女性をガードしたりと気を遣うので、たまにはのんびりするかと言った感じです。もちろん、男湯に入り、周りは男ばかり。(当たり前)
しかし、彼は入るなりから妙な視線を感じていたようです。
5,6人の男性が居たのですが、そのうちの一人、40歳くらいの男性が彼の事をじっと見ているようなのです。
まあ、気のせいだろうという事で、洗い場で体を洗い風呂を出たそうなのですが、そのおじさんも一緒に風呂を出て、脱衣所に入りました。
彼はなにか怪しいと思ったようですが、なるべく気にしないようにして服を着ていたのですが、やはりおじさんの視線が彼の方を向いているようなのです。しかも、微妙に下向きの視線が・・・
そして、服を着終えて椅子に座っていると、おじさんはその隣の椅子に座り、彼に声をかけたそうです。
「にぃちゃん、一人なんか?(ニヤニヤ)」
顔を近づけ、頬に息が当たるくらいの距離でそれをいわれた時、温泉に入ったにもかかわらず寒気がしたそうです(笑)
そう、おじさんはホ○の人だったのです!
・・・彼はしどろもどろになり、適当な返事を返しながら、外へ出たそうです。そして、脱衣所の外に待っていた彼女と落ち合うと、後ろの方から「チッ!」と言う舌打ちの音が・・・
それ以来彼は、絶対に一人では温泉に行かないと、心に誓ったそうです。