もう10年以上前、まだ私が20代後半だった頃です。湯川温泉の自炊の宿に釣りのために1週間ほど泊まったときでした。ここは露天風呂も内湯も混浴です。
釣りから帰ってきて、食事の準備をして露天風呂に入りにいきました。ちょうど夕食後の時間帯で湯治にきているおばあちゃん、おばさんがたくさん入っていました。そんな場所で20代の私が入っていったものですから、
「あれっ、珍しい。若いおにいちゃんが入ってきたわ。」
とみんなで笑っていました。ちょっと恥ずかしい気がしましたが、そのまま入っていると、50代くらいのおばちゃんが私の身体に触ってきました。
「やっぱ、若いおにいちゃんの肌は違うわねぇ、うちのおとうちゃんとは比べものにならないわ。」
なんて言いながら。どれどれって感じで他のおばあちゃんやおばさんたもに私の横に来て触っていきます。こんな年上の女性でも、目の前で堂々とおっぱいや下半身を平気で見せられると、まだ20代の私は必死に他のことを考えようとしていましたが、反応してしまいました。タオルで必死に立ってしまったものを隠しながら風呂から上がり洗い場で洗っていると、おばさんが寄ってきて、
「おにいちゃん洗ってあげるよ」
と言いながら覗き込むように私の下半身を見て、他のおばちゃんたちに大きな声で
「おにいちゃん、元気になっているよ、見てみぇ。」
その声に他のおばちゃん連中まで私の周囲に来て、
「ほんどだ、元気いいねぇ、おにいちゃん。」
中には触ってくるおばちゃんまでいました。顔を真っ赤にして私は部屋に戻りましたが、おばちゃんたちは、いろんなおかずを持ってきてくれたりして、一緒に飲んだりもしました。
1週間、自炊の宿でおかずとか貰えるなら、多少はおばちゃんたちのセクハラもしょうがないかと諦めました。結局、毎朝おばちゃんは私を起こしにきて、朝立で元気なものを見ては喜んだり、風呂で洗ってくれたりしました。さすがに、部屋であれをするまではなかったのが助かりました。