昨日7月27日、山形県の「滑川温泉」に行ってきました。近くに住んでいるので、時々息抜きに行っては、半日くらい裸で本を読んできます。携帯電話も届かない秘湯なので、仕事のことなど忘れてのんびりするには、最高の所です。もう少し上に行くと、「姥湯温泉」という人気の秘湯もあるのですが、あまりにも混み合うため、私は滑川温泉の方が好きです。混浴の露天風呂の脱衣所も、外からは見えない男女別のものがあり、女性の方にも、比較的入りやすいと思います。
混浴の露天風呂に入っていると、30歳前後のご夫婦と思われる方が入ってきました。入浴しているのは、私の他には、男性が2〜3人、孫を連れたバスタオルで完全防備のオバサンが1人といった所でしょうか。そのご夫婦は、あまり恥ずかしがる風でもなく、奥様の方も普通のタオルで前を隠しただけで脱衣所から出てきました。そして、入浴するときも、マナーどおり湯船にタオルは入れない。そのうちに、お二人で腰にタオルを巻いただけで、川原を歩いたり仲良く語らっていたりしていました。
時々、旦那さんの方と話をしましたが、東京から来た方ということでした。お二人とも、本当に温泉が好きなようで、かれこれ3時間位も入っていたでしょうか。もちろん、その間に、男性の入浴客も入れ替わりに入ってきますが、変に恥ずかしがる様子もなく、とても清々しく感じました。「奥さんも大らかで、うらやましいですね」と言うと、「一緒に入った方が楽しいですから」とのこと。そのとおりですよね。ちなみに、うちのカミさんは、混浴の温泉には恥ずかしがって入りません。仲良く、語らっているそのご夫婦が、本当にうらやましかったですね。
どなたか、カミさんを一緒に連れて行く、上手い口説き文句を教えてください。そのご夫婦とは、名前も聞かなかったし、もうお会いすることもないと思いますが、これからも仲良くされて、山形県の温泉にも、是非時々いらしてください。