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混浴貸切温泉〜快楽秘湯表編

投稿〜混浴温泉体験談

温泉旅行で体験した面白い体験談・画像を募集しています。投稿お願いいたします。

No.161 花巻藤三旅館白猿の湯

投稿者:かわの

最近YouTubeの温泉紹介動画で、まったく変わらない浴場の様子を観て思い出してしまいました。

もう20年くらい前のことですが、まだ若い男子としてはムラムラモードが日常的なころです。家族で泊まった旅館ですが、いくつかの浴場があり、ひとつは混浴ということでした。夕食でお酒もいただいたあと、寝る前にもう一風呂と、酔った勢いもあってドキドキしながら長い廊下の先にある混浴の「白猿の湯」に向かいました。浴場に入るとさらに石の階段を下りて、そこに「立ち湯」という深い湯舟に立って入るスタイルの古い温泉があります。階段の上から湯舟がまるまる見下ろせます。

ドキドキしながら浴場に入ると、真冬の寒い時期だったため湯気がいっぱいではっきりとは見えませんが、確かに下の湯舟には女性が3名くらいおしゃべりしながら入っていました。ただ、すぐにぼくのドキドキは収まりました。声の調子でおばあちゃんに近い年齢の人たちだなとわかりました。「まあ、そんなもんだよな」と苦笑いしながら階段を降りると、そこが脱衣コーナーになっていて、壁の棚に着ていた浴衣を置いて、そのまま湯舟です。

おばあちゃんたちの話の様子だと、どうもこの旅館の従業員さんたちのようでした。混浴というと旅の若い女性たちが。。。なんて思いがちですが、なかなかそういうことはないのかなと思いました。

特に洗い場などはないので、湯舟から上がるとすぐに身体を拭いて浴衣を着て帰ることにしました。おばあちゃんたちもぼくのあとから上がってきたようです。さらに、今度は階段の上から、男性3人組が「おお、すごくいい温泉だな」などと言いながら、ぼくと入れ替えで入ってきました。こちらは泊まり客のようです。

ぽっかぽかの身体で部屋に戻ろうと、来た時に通ってきた長い廊下を歩いていると、向こうから小走りの浴衣姿が来るのが見えました。あれ?と思った瞬間、すれ違いざまに見たその顔は、どう見ても10代後半か20代前半くらいの健康的なかわいらしいお嬢さんでした。一瞬、頭が真っ白になりましたが、その廊下の先には先ほどの混浴の温泉しかないので、どう考えても今のお嬢さんはそこに向かっているはずです。

え?え?え?と、立ち止まり、どんどんと離れていく浴衣の後ろ姿を見てたら、無意識のうちに廊下を後戻りしてました。浴場の入り口に戻ると、ちょうどさっきのおばあちゃんたちが出てくるところでしたが、こちらの顔なんて見てなかったようで、別にぼくが戻っても怪訝そうな顔せずに、3人でぺちゃくちゃおしゃべりしながら出ていきました。

そっと浴場の扉を開けて、石の階段の上から下を見下ろすと、豊富な湯気の中ですが、階段下の脱衣場で、なんとちょうどさきほどの女性が、潔くばっと浴衣を脱ぎ捨てたところでした。もちろん遠目ですし湯気の中でしたので細部までチェックしたわけではありませんが、真っ白で輝くような肌、少し豊満な胸の膨らみと美しいシェイプのお尻が目に焼き付きました。

全裸をさらけ出したかと思うと、あっという間になんの躊躇もなく、先の男性3人が浸かっている湯舟に入っていきました。

もうぼくは何も考えることもできず、ここまで来たらもう一度入るしかないと思い、また階段を下りて再び浴衣を脱いで、あとを追うように湯舟に入りました。もちろん、そうは言っても女性の方をジロジロ見る勇気などなく、また「立ち湯」ということで首まで浸かっている女性のボディなどはさほどよく見えません。それでも、もう少しもう少しなどと思っていたら、女性はさっと湯舟から出て脱衣所に戻ったかと思ったら、あっという間に浴衣を着こみ、再び小走りに階段を駆け上がっていってしまいました。

興奮冷めやらぬという状態でしたが、完全の女性が出て行ったあとに、先の3人の男性陣が「びっくりしたなあ」、「いんや俺もすんごいびっくりしたよ」、「度胸あるなあ」なんて会話をしていました。