国内旅行 旅館ホテル宿泊予約・ツアー旅行予約リンク集
混浴貸切温泉〜快楽秘湯表編

岩下温泉 岩下温泉旅館

日帰り温泉・共同湯・温泉旅館 - 混浴貸切温泉レポート
岩下温泉旅館の源泉風呂。非加熱源泉なので冷たい。

アクセス(自動車)

国道140号から春日居町で走湯神社を目指すのだが、目印少なく見つけ難い。

施設詳細・宿泊予約(旅行代理店国内旅行宿泊予約)

「岩下温泉旅館」のレポート | 日帰り

混浴内湯

甲府の中心街からもさほど遠くない、石和温泉の北東に岩下温泉はあった。観光地とはほど遠い雰囲気の、生活道っぽい細い道を通ることになるので、紙の地図だけでは見つけ難いと思われる。本当にここに温泉があるの?と疑問に思う立地だが、その歴史は古く1700余年、縄文時代から続くという。

温泉といっても源泉温度は28度、冷泉であるが岩下温泉旅館では加水加熱しない源泉そのままを楽しむことができるようになっている。

岩下温泉旅館には新館と旧館があり、日帰り入浴が可能なのは旧館の方。現在宿泊は新館のみとなっており、旧館は日帰り専用施設として地元の公衆浴場のように使われているということだ。

【旧館の館内】

岩下温泉旅館の旧館には男女別の内湯と、源泉そのままの混浴浴室がある。入浴料を払う時に初めてだと伝えると、入浴の仕方を教えてくれる。男女別の内湯には加熱槽と源泉槽があるので、まず加熱槽で暖まってから源泉槽に浸かる。男女別浴室に源泉槽があるので特に混浴の源泉浴室は利用する必要はないが、利用するならタオル巻きは禁止とのこと。

混浴の浴室は面白い構造で、男女別内湯の廊下を挟んで向かい側にあり、扉はついていない。半地下状に廊下より低い場所に浴槽があるが、入浴に来た人が廊下を通る時に丸見えになってしまう。

脱衣所はないので、男女別内湯に入浴した後、裸で廊下を横切らなければならない。もちろんぶらぶらさせながらということではなくタオルを巻いてになるだろうが、廊下は玄関まで素通しなので、混んでいる時間帯なんかでは「こんちは〜」と玄関を開けたら奥でぶらぶらさせた爺様が横切っているとこだった、なんて光景を目の当たりにしそうな気がする。

【男女別浴室から源泉浴室へ】

まずは男女別の内湯に入り身体を暖める。男女を仕切る壁は天井まで届いておらず、はっきり言って背伸びをすれば向こうが見えてしまうのだが、お互いの声が届くというメリットにより混浴に移動するタイミングを合わせられて重宝した。

一度身体を拭いてそのまま混浴に移動。混浴の浴室は広く、その殆どを湯船が占めている。古い校舎にある教室の床一面が湯船みたいな感じで、なんとも言えない独特の雰囲気。28度のままの非加熱源泉だから、プールに入る時のような感じで最初に身体を沈める時はひょえ〜!と縮み上がる。暫く浸かれば慣れるが、イッキに飛び込むと心臓がびっくりするかもしれない。

浴室の独特の雰囲気といい、適度に古さを感じる年季の入り方といい、案外楽しめる。「鄙び」というのともちょっと違う、こういう古ぼけ方は結構好きだ。さほど期待もせずに立ち寄ったのだが、思わぬめっけもので得をした気分になった。

※源泉風呂に仕切りができ別浴に変更されました。宿泊者は源泉風呂貸切プランがあります。

岩下温泉旅館の旧館。
源泉浴室には扉がないので、廊下から見えている。
左側が源泉浴室で右側が男女別内湯。正面奥に見えている明るい扉が玄関。
男女別内湯。写真は男性側だが、天井まで届いてないタイル壁の右側が女性内湯。
半地下風の源泉浴室。非加熱だから冷たい。
独特の雰囲気があり案外面白い。
ヘビーな温泉めぐりにも活用、道の駅(仮眠)・車中泊場所マップアプリ

訪問時入浴状況   旅行日時|入浴者数

2008/10/中旬(平)雨
14:55-15:20
0

岩下温泉 岩下温泉旅館 - 施設データ(最新)

住所 山梨県山梨市上岩下1053
電話番号 0553-22-2050
宿泊料金 --
宿泊予約
露天風呂 男1、女1
内風呂 貸切1、男2、女2
日帰り入浴 9:30〜20:00 500円
補足事項 混浴廃止 源泉風呂貸切プラン有り 月曜休館
駐車場 有り(新館にある)
脱衣所 男女別(内湯利用)
タオル巻き 不可

岩下温泉 岩下温泉旅館の口コミ

Eroc1 様
2014/11/06

ここの旧館の源泉風呂は、ホームページの写真では以前のように混浴(男女の入り口は別々、だったような)のままですが、いつのまにか、写真のような大きな仕切りが出来ていて、完全に別浴になってます。

これも時代の流れなんでしょうかねぇ。昔からある混浴がこうして別浴になるのは悲しいなぁ。

でも、この源泉風呂に入るには、相変わらず廊下を横切らなければいけないんですね。なので、お風呂に入ろうと来た人と遭遇してしまう危険が。。。

ぶんげん 様
2011/08/19

平成23年7月16日に初めて伺い、8月13日に2回目の訪問をしました。13日は、旅館に向かう途中でゲリラ雷雨の直撃に会い、全身びしょ濡れになってしまいましたが、宿の若女将? に「大変だったですね。カッパは下駄箱の上に置いておいてイイですよ。ゆっくり浸かってください。」とやさしく声をかけていただき、感謝でした。

浴室に向かうと男性加熱浴室に1名いらっしゃり、女性用の方からは2人? の女性の声が。しかし、冷泉浴槽(混浴)の方へは、御三方はいらっしゃいませんでした。その後30代のご夫婦も来湯され、ご主人とは冷泉浴室、加熱浴室でお話させていただきました。

ここは、廊下を渡って浴室を行き来するので、女性にはチョット厳しいですかね。僕も廊下の行き来で、30代ご夫婦の奥さまと、先浴者の御三方の女性2名(母娘?)にバッタリ。あちらは服をきてましたが、こっちはスッポンポン。(モチロン大事な部分はタオルで隠してましたが。)ちょっとバツが悪かったです。

凱 様
2010/04/28

火曜日の19時位に日帰りで訪問。誰もいません、貸切です。

日帰りレポから特に大きな変更は無いようです。ユニークな作りで、霊泉は文化財として保存されているような造りで本当に水です。

話のネタに一度はどうぞ。