湯ヶ島温泉 湯元館のほぼ川の中にある露天風呂。
アクセス(自動車)
天城峠の北、国道414号の湯ヶ島温泉口より県道を湯ヶ島温泉へ。狩野川の橋を渡る手前。
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「湯元館」のレポート | 日帰り
日本初のノーベル文学賞受賞作家「川端康成」の小説『伊豆の踊子』。小説内での舞台は同じ湯ヶ島温泉の福田家であるが、川端康成が実際に宿泊し『伊豆の踊子』を執筆したのが、ここ湯元館である。
湯元館の玄関をくぐると、ロビーというにはやたら古めかしい小さく質素なエントランスの壁に、『伊豆の踊子』の映画の撮影風景等の写真がいくつも飾ってあった。
素朴な宿の風体と同じく、露天風呂もまた小さく素朴だ。ベンチまでしつらえてある湯元館の中庭を通って端まで行くと、質素な脱衣所がある。男女の区別はなく、小屋の中に籠の置かれた台があるだけのものだ。ここで服を脱ぎ、階段を数段下がったところに透明の湯が張られた小さめの露天風呂がある。露天風呂のすぐ横には川が流れている。
洗面器で掛け湯をして湯に足を入れるが、ちとぬるい。身体を沈めても、なかなか温まりにくかった。長湯向きである。季節柄、もう少し熱い方がいいが、かといって寒いほどでもないのだが。湯船の底からぽこぽこと泡の上がってきている個所があり、その場所だけは熱かった。
景色は悪くないが、かといって感動を覚えるほどでもない。どうも最近はちょっとやそっとの事じゃ感動しなくなっていかんな。考えものである。
やはりここはのんびり長湯をし、伊豆の踊子に思いを馳せるのが正しい入り方か。時間があれば旧天城峠まで足をのばすのも良い。旧天城トンネルは車で通れるが、狭くすれ違いができないので注意が必要だ。もちろんその時のBGMは「天城越え」でね。

訪問時入浴状況 旅行日時|入浴者数
- 2003/1/中旬(平)晴
12:20-12:50
- 0
湯ヶ島温泉 湯元館 - 施設データ(最新)
住所 |
静岡県伊豆市湯ヶ島 |
電話番号 |
0558-85-1028 |
宿泊料金 |
-- |
宿泊予約 |
|
露天風呂 |
貸切1、客室1 |
内風呂 |
貸切1、男1、女1 |
日帰り入浴 |
-- |
補足事項 |
混浴は貸切に変更 |
駐車場 |
有り |
脱衣所 |
男女共用 |
タオル巻き |
-- |
WEBサイト |
湯元館 天城観光協会 |
湯ヶ島温泉 湯元館の口コミ
konyoku-lover 様
2011/08/16
こちらは「日本秘湯を守る会」の会員のお宿です。2011年8月の午後1時半頃に伺いました。
立寄り入浴は、男女別の内湯と、空いていれば露天風呂は貸切で利用出来ます。立寄り入浴の利用可能時間は12時から14時半まで。ちょっと短いかな。料金は2011年夏の時点で内湯利用が800円/人、貸切露天風呂は一グループで1000円/45分です。
露天風呂は目の前を川が流れており、夏場は川遊びや魚釣りをしている人がいたらかなり恥ずかしいかもしれません。私たちが夏に行った時には露天風呂が空いていたので、利用したい旨を申し出たら、ご主人が風呂の近くで釣りや遊んでいる人などがいないか確認してくださいました。
露天、内湯とも、夏の高温時期では湯温がとても高く感じ、良いお湯でしたがあまり長く入っていられませんでした。
女性の内湯は大変雰囲気のある浴場でしたよ。夏場は湯温が高く感じる事を利用するみなさんは知っているのか、この日の利用者は私たちだけのようでした。
露天風呂での入浴を終え着替えている最中にゲリラ雷雨に遭い、建物へ戻るまでの30秒ほどの間に雨にぬれましたが、親切なご主人が「傘を持って行こうと思ってたんですが・・・」と出入り口で傘を2本持って立っていらっしゃいました。立寄り入浴の客に無愛想な態度を取る施設もあるようですが、こちらは正反対で、湯温以外はとても良いと思います。
今度はお湯を楽しむために、秋又は冬に伺いたいと思います。
TAKA 様
2004/12/01
2004年9月下旬訪問 入浴者なし 800円
結構な幅で水量も多い川の脇にある露天。小さいが景色もままあで人が少なければそれなりに浸れる温泉だが、なんせ老女将の対応最悪。帰りの車の中で連れから聞いたのですが、受付をするときに細かいお金が無く5千円札で二人分お願いしたところ、八百円くらいの金で五千円札なんか出すなとのたまったそうです。金庫を開けなくてはならないだろうと・・・私が対応していたら速攻帰りましたね。