レポート | 日帰り
志戸平温泉には古い建物の志戸平温泉旅館と、近代的な建物のホテル志戸平のふたつの宿泊施設がある。混浴なのはもともと志戸平温泉旅館の施設である渓流沿いの内湯とそれに付属する露天風呂だ。宿泊施設はふたつでも経営はひとつの会社なので、どちらに宿泊してもこの露天風呂を利用することができる。
日帰り入浴の場合、志戸平温泉旅館から入館すればホテル志戸平から入館するより安く利用できるという技が使えたのだが、志戸平温泉旅館は現在改装のため休館中。混浴にはホテル志戸平から利用することになる。
【混浴内湯「千人風呂」】
千人風呂と名付けられた内湯は名前の通り大きい。脱衣所は男女別にあるので、湯気の充満した広大な浴室ということもあり、比較的女性でも入浴しやすい環境だと思う。
ちょうど一組の男女が露天風呂を利用中だったので、まずは内湯に入浴してみたのだが、湯がかなり熱い。プールのような手すりも付いているし湯舟際は二段になっていて老人にも優しい造りだが、湯の温度も老人好みか。結局肩まで浸かることができず、広い湯舟をじゃぶじゃぶと端から端まで歩いただけとなった。熱い湯がダメな自分が情けない。
【混浴露天風呂】
露天風呂の方へは内湯を経由して行くことになる。すぐに先客が内湯に戻ってきたので、内湯はそこそこに露天風呂へ行ってみた。内湯の湯舟よりは小さいが、渓流沿いにあり雰囲気はなかなかいい。ここ数日雨が続いていたために、川は真っ茶色の濁流になっていたが、普段は透明な清流なのだろう。
内湯と違って露天風呂の方は湯の温度も低く、入浴しやすい。雨は降っていたが、湯舟の二割程度には屋根がかかっており、雨をしのぐこともできる。つい長い時間を露天風呂で過ごしてしまった。
さて、志戸平温泉旅館の改装について、確か2006年の1月までの予定だと見た憶えがあるのだが、今サイトで調べてみると「これまでのご愛顧、まことにありがとうございました。」としかない。閉館なのかな?
※2006/1/10追記:志戸平温泉旅館は「游泉志だて」と名前を変え、2006年1月11日より全室露天風呂付きでリニューアルオープンしました。志戸平温泉「游泉 志だて」
※2008年2月6日をもって混浴は廃止されたそうです。