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混浴貸切温泉〜快楽秘湯表編

鉛温泉 藤三旅館

日帰り温泉・共同湯・温泉旅館 - 混浴貸切温泉レポート
日本温泉遺産にも選ばれた鉛温泉 藤三旅館の自噴天然岩風呂「白猿の湯」。

アクセス(自動車)

花巻南インターより県道花巻大曲線を北西へ、およそ15Km。

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「藤三旅館」のレポート | 日帰り

混浴内湯

鉛温泉の開湯は今から約600年前。キコリが、かつらの木の根元から湧きだす泉で手足を癒す白猿を見つけたことに始まる。今では源泉の違う龍宮の湯・河鹿の湯・白糸の湯・桂の湯と浴場は増えたが、メインは開湯以来続く混浴の白猿の湯である。

藤三旅館は、瓦屋根の重厚な建物だ。大名でも泊まりそうな雰囲気で、なんだか時代がかった趣。

【白猿の湯】

玄関を入って廊下を行くと、白猿の湯への入口がある。引き戸を開けるとびっくり、いきなり浴室が目の前に広がる。といっても、湯舟の位置は地下一階ほどの深さにあるので、階段を降りることになるのだが、階段を含めてひとつの大きな浴室になっているのだ。

【白猿の湯の脱衣所】

入口と階段は二箇所あり、どちらも階段を降りた場所に脱衣スペースがある。一応、衝立があるが、湯舟からの視線はほとんど遮れないし、階段の上から見ればまったく隠れていない。男女別に別れてもいないので女性には厳しい環境だ。

【湯船】

湯船の深さは125cmあるので、立ったまま浸かることになる。浴室には湯気が全くなかったのでぬるそうだと甘く見ていたら、この湯はかなり熱い。普通だったら湯気が充満しそうなのに、天井がかなり高く浴室の容積が大きいためなのだろうか。

温度が高いため長く浸かることはできなかったが、立ったままでの入浴はなかなか面白かった。

後で気づいたのだが、入浴のみひとり700円であるところ、鉛温泉と大沢温泉のペアチケットが800円で売られていた。くそ、鉛温泉と別々に合わせて1200円×2払っちまったじゃねーか。

重厚な雰囲気の旅館。
脱衣所はここと、対角線の反対側にもうひとつ。
ヘビーな温泉めぐりにも活用、道の駅(仮眠)・車中泊場所マップアプリ

訪問時入浴状況   旅行日時|入浴者数

2005/7/上旬(平)雨
9:50-11:00
男1-男3女1

鉛温泉 藤三旅館 - 施設データ(最新)

住所 岩手県花巻市鉛中平75-1
電話番号 0198-25-2311
宿泊料金 --
宿泊予約
露天風呂 男1、女1
内風呂 混浴2、男1、女2
日帰り入浴 7:00〜21:00  最終受付20:00 800円
補足事項 混浴の女性時間6-7,14-15,20-22
駐車場 有り
脱衣所 男女共用
タオル巻き --

鉛温泉 藤三旅館の口コミ

ライガー 様
2015/07/21

一泊にて利用。

温泉は男女別の露天付き内湯が各一ヵ所。時間による貸し切り、男湯、女湯が一ヵ所。そして立ち湯の混浴が一ヵ所。こちらは女性専用時間が合計3時間あります。この立ち湯、深さは結構あり、150cmはありそうです。

湯はもちろんスタッフは若い方がテキパキ働いていて気持ちかったです。料理も大変満足いくものでした。

はたぼう 様
2010/01/07

2010年の1月6日に日帰りにてお邪魔させて頂きました。

私が玄関に向かって歩いて行くのに気が付くなり…帳場から従業員の方が玄関まで出てお出迎えをしてくれました。この日は大雪で…私はハンドタオルをほっかむりの手ぶら…どう見ても明らかな『日帰りの入浴客』なのに…(笑) この時点で…ここは…満足!!

有名な白猿の湯や露天風呂付きの男女別内湯の2つのお風呂を堪能させて頂きましたが…単体で考えると川沿いの大小2つの露天風呂付き男女別内湯でも十分に満足なのですが、やはり…藤三旅館=白猿の湯みたいな部分がありますが…その通りかも知れません。

建物全体や浴室の歴史を刻んだ感じや、ひなび感、他にもある近代的な浴室、無色透明ですが身体に心地良いお湯、素晴らしい接客の従業員…なんとも素晴らしい温泉宿があったものですね。

今度は是非とも宿泊にてお邪魔したいと思います。

詩乃舞 様
2002/10/26

ここの白猿の湯は深さ110cm位の立って入る湯船が全国的に珍しい温泉です。

宿泊は、旅館部と自炊部があります。もちろん日帰りでも入浴できます。

私は2001年5月4日に行きました。

温泉は、旅館全体のほぼ中央にあります。浴室の天井が高く普通の二階を吹き抜けにしたくらいあります。廊下がちょうどその二階にあたるところを通っていて、ガラス戸なので見えそうですが一応白いペンキを塗って目隠しはしてあります。

浴室にはその廊下のガラス戸を開けるとすぐですが、なにしろ二階部分なので浴室の中で階段を降ります、その降りきった所に脱衣所がありますが、仕切る物は一切ありません。お湯は無色透明です。

湯船の底は平らではなく、不安定な石のような物があったり深いところがあったり浅いところがあったりしていました。浅いと言っても身長153cmの私は肩下10cmくらいしか出ませんでしたが、深いところは上を向いても溺れそうでした。とくにお湯が湧きだしてるらしい真ん中辺は、特に深く感じました。身長が173cmある主人もどこに移動しても胸までは浸かってました。

私たちは泊まりで行ったので、夜しか分かりませんが、女性はあまりいないようでした。ただ泊まりだと夜の8時から9時とかの1時間(ちょっと正確な時間はわかりませんが、館内放送が流れます。)が女性専用時間になります。
ただ、その時間は浴室はかなり混雑すると思います。

この白猿の湯のほかに男女別の内風呂が、旅館部と自炊部の2カ所(日帰りでも入れると思います。)あるのでそっちで身体を洗うとかは済ませておいて、混浴には入浴にだけで行った方が良いと思います。石鹸類が使いづらい雰囲気ですし、シャワーなんて洒落た物はありません、銭湯に良くある黒い取っ手の時間が経つとお湯が出なくなるタイプの蛇口が6個くらいしかなかったです。

建物は歴史を感じるくらい古いですが、掃除が行き届いているので古いだけできたなくはないです。ホントに床にほこりは見ませんでした。

ただ、古いので音は筒抜けです。隣や向かいの部屋だけでなく廊下の端の部屋から反対、端の部屋にいてもテレビの音も話し声も笑い声もとてもよく聞こえます。自炊部だけかもしれませんが・・・。

交通は東北自動車道、花巻南ICから(花巻市内とは反対に行く)県道12号線に入ったらずーっと真っ直ぐ道なりです。道路は普通の交互通行の道なので走りやすいです。

駐車場は旅館のすぐ近くにもありますが、入りづらく出づらいので旅館より上の方にある駐車場の方がいいと思います。ほんの少し坂道を歩きますが。