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混浴貸切温泉〜快楽秘湯表編

網張温泉 仙女の湯

日帰り温泉・共同湯・温泉旅館 - 混浴貸切温泉レポート
休暇村岩手網張温泉が管理する「仙女の湯」。

アクセス(自動車)

東北道滝沢インターより県道278号を経由、219号網張温泉線を網張温泉方面へ。

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「仙女の湯」のレポート | 日帰り

混浴露天

小岩井農場のある雫石盆地を膝元に抱える岩手山は、東北自動車道側から見れば富士山のような美しい要望を持った独立峰に見えるが、西側に赤倉山・黒倉山・犬倉山・大松倉山などいくつものピークを従えた連山である。

その連山のひとつ犬倉山中腹に湧き出す網張元湯は1200年前の発見だが、江戸時代には山の神信仰により網を張って入浴が禁止されていたという。これが網張温泉の名前の由来。

明治の頃に2キロ程下流に引き湯され湯治場となったのが、現在の網張温泉の位置。かつての湯治場は昭和40年に国民休暇村となり、現在に至る。仙女の湯はこの国民休暇村が管理する露天風呂。

休暇村岩手のホテル横から森に踏み入り歩くこと約7分、深い緑の木々に囲まれひっそりと仙女の湯はある。以前は自然に近い岩を並べた湯舟だったが、2005年の改修により石をコンクリで固めた湯舟に変わっている。また、複数あった湯舟もひとつだけとなり、女性専用の湯舟もなくなった。入浴料も清掃協力金100円だったものが300円に変わった。入浴料は宿の横、ゲートにある木箱に入れるようになっている。

【仙女の湯へは徒歩】

ゲートの手前、目立つ場所にある看板には入浴時間午前9時からと書いてあるが、ゲートにある看板には午前8時からとなっている。なので一番湯を狙って8時に行ってみた。仙女の湯までの森の中の道のりは、登山道に近い状態で雨の日などは滑りやすく、足元がサンダルなどでは危ないかもしれない。

【脱衣所】

脱衣所は小屋の中で男女に分かれている。ゆゆ着のレンタルもあるので、女性専用湯舟がなくなっても女性が入りにくいようなことはないだろう。湯舟は簾でふたつに仕切られているが、目隠しにはなっていない程度のもの。しかし、混んでいる時には男女がきっちり分かれてしまいそう。

【森の中の露天風呂】

一番湯は、ものすごく熱かった。足を浸けただけでじんじん痺れてくる。暫く湯にも入れずうだうだしていると、管理の人が湯の温度を計りに来た。聞いてみると45度。湯舟にはパイプから水が流れ込むようになっていて、最初から水は出ていたのだが、それでもこの温度。雨も降っていたし、2キロも引き湯しているとは思えない。管理の人が水の流量を増やしてくれたので、暫くしてやっと快適に入れるようになった。

湯に浸かりやっと落ち着いて顔を上げてみれば、深緑に濡れた木々は靄にかすみ、流れる滝はさらさらと自然の交響曲を奏でる。野趣に溢れたなかなかの露天風呂であった。

ここが仙女の湯への入口となる。係員不在の場合は木の箱に入浴料を入れる。
森の中を歩いて行くと、仙女の湯の脱衣小屋が見えてきた。
滝を眺めながらの入浴。
脱衣所方向。
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訪問時入浴状況   旅行日時|入浴者数

2006/6/上旬(平)雨
8:10-8:40
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網張温泉 仙女の湯 - 施設データ(最新)

住所 岩手県岩手郡雫石町長山網張
電話番号 0196-93-2211
宿泊料金 --
宿泊予約
露天風呂 混浴1、女1
内風呂 --
日帰り入浴 10:00〜14:00 500円
補足事項 入浴可能期間5月〜11月
駐車場 有り
脱衣所 男女別
タオル巻き ゆゆ着レンタルあり

網張温泉 仙女の湯の口コミ

はたぼう 様
2009/09/28

2009年8月の後半にお邪魔致しました。

網張の休暇村の駐車場から歩くこと10分程度で到着します。駐車場からの入り口に入浴料金を入れる箱が設置されておりますので…忘れたり無視はしないように(笑)

10人位は入れると思う大きめの湯船に薄い白濁のお湯が満たされています。温度は滝からの沢水の量を調節する事で自由自在でした。思ってたより立派な?男女別の脱衣場あり…なかなか快適です。宿の方の話だと8〜9月はアブに注意して下さいとの事でしたが…なるほど!?入浴中はアブとの闘いでした。

意外や意外お湯も設備的にも快適ですので…上記の時期以外には良いかも知れません。

ふみ 様
2008/07/12

7月上旬の平日、15:30頃に入浴。男-1。天気は曇り。湯船の温度計は42度。

再建されてました。以前はお風呂が2つあったようですね。今は1つです。入浴料は300円。脱衣所は男女別で、混浴。

駐車場に車がいっぱい止まっていたので「めっちゃ混んでるじゃん!」なんて思いましたが、皆本館の温泉に行ってるようでした。

温泉紹介の写真の様に滝の水量は多くなかったです。滝とは思えないほどでした。水不足でしょうか?

入浴時、男性が一人入っていただけでした。10分もしないうちにあがっていったので、その後貸切状態に♪

湯船の中央に簾はありませんでした。おかげで窮屈な感はなく、とっても気持ちよく入浴できました。機会があったらまた行きたいな〜と思いました。

TAKA 様
2006/12/26

2006年6月下旬平日訪問 混浴露天1 入浴料300円 男2−女1

当初間違えて下に位置する建物に横付けしてしまったが、一番上の建物の脇にある駐車場の方が仙女の湯には近い。

車を置き歩くこと数分。途中から山道にもなるが誘導看板があるので迷うことは無い。途中浴衣を着た団体5〜6人とすれ違ったが、現地は男女合わせて三人。うち一人はすれ違いで出ていかれたので若いカップル二人と混浴となった。

目の前には小さな落差の滝が流れています。湯舟のまん中に簾がかかっているが、エントリーするには向かって右側に限られていたような気がする。

淡く白濁した湯はチョット熱めだったですね。

残念ながらその後の大雨で湯舟が流出し今は入れないらしいが、また再生される事を祈ります。

YU-婆 様
2001/10/27

国民休暇村の所有している露天風呂です。冬季は雪で閉鎖されます。

建物の脇の道路から露天に向かいます。基本的には無料みたいですが、途中に«露天風呂維持のために…»って書いてある箱がありますので無視しないでお金を入れてください。

露天までは山を一つ越えて行きますので歩きやすい服装がベストでしょう。少し汗ばむくらい歩くと山の上から露天が一望。登山客や山菜、きのこ取りの人達がよく寄るようです。タイミングが良いと貸切り状態ですね。どこにあるんだろうと言わんばかりに見に来るひともいますけど。

脱衣所は女性占用がありますから気にはならないでしょう。混浴の隣に女性専用露天があります。囲いがあるだけなんですけどね。女性の先客が誰もいないと、カップルがいちゃついていたりするそうですがやるなら混浴で堂々と見せ付けましょう(ちょっと違うか)。

滝ノ下に湯船が作られていてちょっとダイナミックな気分が味わえます。お湯は透明です。湯温は滝からの水を引き込んでいるパイプで好みに変えられます。

川のせせらぎと滝の音を聞きながらゆっくりと温泉。なかなか心地よいですよ。その後、駐車場まで一山超えないといけませんがね…