2005年3月平日18時頃 入浴者なし 入浴料500円
前もってネットで調べた情報では、鳴子温泉には、夕方以降入れる温泉はここぐらいでしたので、ぶらりと寄ってみました。
駐車場には車がなく、旅館の中もほの暗い感じでしたので、最初は本当にやっているのか不安になりました。入ってみるとドアが開くのと連動してチャイムがなり、中からおばあさんが、玄関隣の部屋からやってきたので、500円を払って温泉へ。
まず入った男湯は結構広めの湯船(10人くらいは入れそう)があり、洗い場にはリンスインシャンプーとボディソープが完備されていました。湯加減は丁度よい感じでした。独り占めできて本当にラッキーでした。
続いてからだが温まったところで、混浴の露天風呂へ行きました。こちらも予想通り誰もいませんでしたので、独り占め。六角形の風情あるドーム状の屋根がかかっていた上、ちょっとした庭園もあり、かなりい雰囲気の露天風呂でした。ただし、外の温度がまだ低いせいか、かなりぬるかったので、早々と内湯へ撤退。内湯で温まってから上がりました。
帰るときも気配を察知しておばあさんが現れてお出迎えしてくれました。話によると、いつもはおばあさん一人で切り盛りしていて、週末などの宿泊予約が入っているときにはパートさんを呼ぶのだそうです。おばあさんはかなりお話好きなようで、湯加減のことなどについて結構聞かれました。おばあさんの人柄や旅館のたたずまいなど、応援したくなる要素が多い旅館でした。