奥飛騨温泉郷にある、栃尾温泉「荒神の湯」。昔は囲いも何もなく、一応男女別にはなっていたがその仕切りは低い岩しかなく、周りから丸見えの非常におおらかな温泉であった。

24時間入湯可能で、夜中などは男女入り乱れてわいわいやっていたものだ。ちょっとどきどきなできごともいくつかあった。私にとっては思い出深い温泉なのである。
しかし、何故かここも数年前に女性用の周りに囲いができてしまい、景観が台なしになってしまった。
いったいどうして囲いなんか作ってしまったんだろう…。あんな囲いの中じゃあここに入った意味がないだろうし、入りたくない人は囲いのある温泉に行けばいいだけなのに。
私が最後にここを訪れた時、ちょうど囲いを作る工事が始まった所であった。それ以来、私はここに来ていない。
つくづく残念です。本当に、いい温泉を亡くしてしまいました…。
<後日談>
現在では小奇麗な公園となっており、周囲もすっかり整備されていた。なんか故郷創成金で最近ぼこぼこ出来ている温泉施設のようだ。結局入浴しなかった。だってつまんなそうなんだもん。
<AKIRAさんからの情報>
現在、24時間入湯ではなくなったそうです。安房トンネルもでき、行きやすくなって人が多く集まるようになったからでしょうか。人が集まるようになると色々問題も起こるから仕方ないことなのかもしれませんが、おおらかさや情緒まで無くなっていくようで、とても残念です。