今週、自由な時間をとれたので一人で奥飛騨温泉郷をたずねて昨日帰ってきたところです。入ったのは平湯温泉神の湯、新穂高温泉新穂高の湯、栃尾温泉荒神の湯(3つとも5/14、15入湯)でした。もっと回ったらよかったのですが車中泊でくたくただったのでそれくらいにしておきました。
一番良かったのはやはり新穂高の湯。すぐ横の轟々と水しぶきがあがる川を眺めながら、気持ちのいい温度のお湯に入るのは最高でした。で、そこでの話です。
最初は昼の2時過ぎに入ったのですがそこでのこと。温泉へ向かう階段を下りていくと丸刈りの目つきの鋭い50前後のおじさんと目が合いました。その男性は湯につかりながらあたりにぐぐっと睨みをきかせています。お客は自分とおじさんを含めて4人ほど。「なんやろ......このおっさん....」と気にしながらものんびり湯を楽しみました。
次いこ、と荒神の湯に向かいます。昼3時頃です。お客は自分以外誰もいません。河原への景色が広がったなかなかのロケーションなのに残念なことにお湯が熱すぎて入れませんでした。ホースで水が流し込まれているのですが、焼け石に水?でとても入れない。せっかく来たのに残念、こらあかんわ、と出て行くときに、またあのおじさんと遭遇。脱衣場には「のぞき出没、警戒監視中」の張り紙がしてあります。どうやら地元の方らしく確かめませんでしたが不審者やマナーの悪い人がいないか見回っている様子.......のように見えました。
それから夜の8時過ぎにもう一度新穂高の湯に行ってみました。お客は若いカップル一組、若い女性を含めたグループ客、あと男性客が3,4人。合計10人前後だったでしょうか。夜は薄明かりしかないので人の姿もぼんやりとしか見えません。ただ上がる時は明かりが当たってしまうのでほんの少し見えちゃいますが^^;(見とるんかい)
そこで....またあのおじさんにも出会いました。一日にこうやって何度も廻っているみたいです。(あくまで推測)
車中泊した道の駅で温泉めぐりが趣味の老夫婦と知り合ったのですが、話によると新穂高の湯、以前(いつの出来事か聞くの忘れましたが)マナーの悪いお客が夜中にそこで酒盛りをやり、酔って割った一升瓶の破片で他のお客が怪我をしてしまったそうです。それ以来入湯時間規制がされてしまったとのこと。
ほんま、アホがおるんですね.....。
翌日(5/15)午前8時過ぎにもう一度入湯。お客は男性一人だけでした。その人も自分と入れ違いに上がってしまったのでそのあとは自分独り、貸し切り状態でした。手足伸ばして大の字になったり裏になったり表になったり^^;それは気分良かったです。あいにくの小雨模様でしたがかえって風情が醸し出されてとても素敵でした。
あ....その朝はあのおじさんには出会いませんでした。