レポート | 日帰り
混浴露天
棧温泉は情報が少なく、どんな露天風呂かわからなかったが、まあ最初から期待はしていなかった。棧温泉旅館は、木曽川に沿う国道19号走ると川向こうに巨大な看板を掛けた旅館が目に入るので、よほどぼおっとしていなければ見逃すことは無いだろう。外から見て露天風呂らしきものがありそうに見えないため、露天風呂があるのか受付の時に確認してしまった。
【混浴露天風呂】
旅館とは別の建物に内湯と露天風呂はある。建物の中には男女別の内湯が有り、内湯に挟まれる真ん中に露天風呂があるのだ。正直なところ、どこに露天風呂があるのかわからず、とりあえず内湯に入ってみて内湯の奥にある扉を開けるまでは、本当にあるのか疑っていた。まあ、あることにはあったが、狭い。
露天風呂に出る扉を開ける時は気をつけた方がいい。川向こうの国道を走る車が、遮るものなくよく見えている。国道からは全身が丸見えだろう。まあ、遠目だからさほど気にはならない。
湯は濃い茶褐色で、湯に入れば湯の中は全く見えない。しかし狭いので、数人のおじさんが入っていたとしたら、女性は入り難そうだ。湯はぬるめで長湯ができる。
川を見下ろしながらの入浴ができるが、目の前の国道が気になって立ち上がれないことと、左右から迫る壁がなんとも興をそぐ。どうにも中途半端な露天風呂であった。国道から丸見えなためできなかったのだろうが、下の川原に目隠しの無い露天風呂を作れば、かなり評価が高くなるのだが…。