レポート | 日帰り
客室露天
貸切露天
鶯宿温泉は、開湯450年の歴史を持つ古い温泉。毎分三千数百リットルの湧出量を誇っている。また、雫石スキー場にも近く、スキーのベースにも最適の温泉地だ。「ホテル森の風鶯宿」は鶯宿温泉の入口に位置する旅館。
「けんじワールド銀河温泉 森のしずく」は「ホテル森の風鶯宿」の付属クアハウスだ。車中泊で日帰り入浴ばかりしていると体を洗えない場合が多いため、クアハウスをよく利用するのだが、ついでに貸切のあるクアハウスということで行ってみた。
貸切露天風呂は三箇所(その後五箇所に増えたようだ)。入場料一人800円の他に貸切料一室2100円が必要になり、しかも60分の制限付きでちょっと高い。露天風呂とはいえ塀が高く、開放感はさっぱり。湯舟も小さい。
洗い場と湯舟はガラス戸で仕切られている。まあ、清潔感はあるが、それにしても料金はもっと安くならないものかと思う。あるいは、無理に数を造らず、ぶち抜いてひとつの大きな貸切露天風呂にした方がいいのではないだろうか。この広さでは、子供二人いたらきつそうだ。
貸切風呂に比べて男女別のクアハウスの方は露天風呂が9種類、室内風呂は13種類あり、遊び放題。また、波の出るプールやウオータースライダー、お化け屋敷まであるアミューズメントが併設されており、2400円〜2800円の料金でクアハウスと合わせて利用できる。それだけに貸切風呂の方も、子供も楽しめる趣向を凝らした方がいいのではないかと感じた。
※森のしずくは閉館しました。ホテル森の風鶯宿に三箇所の貸切風呂があり、日帰り利用も可能です。