レポート | 日帰り
沼田駅から歩いて15分ほどの利根川沿いにある日帰り入浴施設が、スパリゾートゆにーいく。露天風呂付き休憩個室が2部屋用意されている。入館料は一人650円。個室利用料は1時間1,500円(平日)〜2,000円(土・休日・お盆期間・年末年始)。
川中温泉に向かう途中に寄った「道の駅おのこ」で、入館料が100円引きになる割引券付きのパンフレットを見つけた。恐らく近辺の他の道の駅にも置いてあるだろうから、途中でチェックしてみるべき。この割引券を見つけなかったら、多分立ち寄らなかったと思う。
【施設】
内湯と露天風呂とサウナのある男女別浴場に、食事処、休憩室、マッサージと、「スパリゾートゆにーいく」には昨今の日帰り入浴施設に必要な一通りは揃っている。さらに塩サウナという他では見かけないものもある。低音サウナで身体に塩を塗って入るらしい。夏季限定だが、利根川河川敷という立地を生かしてバーベキューコーナー、釣り堀、オートキャンプ場も併設されている。
【個室露天風呂・しらなみ】
2部屋ある個室露天風呂は、それぞれ湯槽が違っていて、ひとつは桧風呂、ひとつは壷風呂となっている。実は壷風呂は少々飽き気味だったので檜風呂の方がいいかなと思っていたのだが、事前に電話で予約したときに指定するのを忘れて、到着してみたら用意されていたのは壷風呂の方だった。まあたいした違いではないが、掃除などの準備があるらしいので、好みがある場合は予約時に指定をお忘れなく。
しらなみと名付けられた部屋は8畳敷きで10畳ほどの広さ。メニューが置いてあり食事を注文することもできる。露天風呂のある一面は全面ガラスのサッシとなっており、カーテンはあるが閉めないと風呂が部屋から丸見え。
独立した脱衣所はなく、部屋の中で脱ぐか脱衣駕籠を外に出して脱ぐかどちらかとなる。子供がある程度大きい家族や、祖父祖母含む三世代で利用する場合にはちょっと明け透け過ぎるかなと思った。そんな利用シーンが思い浮かぶほど部屋が広いということでもある。
露天風呂は壁に囲まれているため景色はないが、そこそこ広めのテラスに湯槽が置かれている。すげー面白いという程ではないが、すげーつまんないという程でもない。湯は無色透明で、独特の臭気がある。始めての匂いなもんで、もどかしいが言葉で説明できない。ただ、なんとなく効能がありそうではある。
壷風呂には蓋がしてあったが、ツレが半分だけ蓋を戻したら裏表逆にしてしまっている。なんでつるんとした方が上だと思ったのかわからないが、こちらもそれに気付かず写真を撮りまくってしまった。持ち手の骨組がない面が上を向いている写真は、裏が上になっている奴。
※2020年5月31日を最後に閉館しました。