レポート | 日帰り
混浴露天
佇まいは、旅館というか民宿のような建物だ。私が訪問した日は、どうやら一人も客がいなかったらしい。玄関を開けて大声で呼んでも、誰も出てこなかった。
さて困ったと思案していると、外から軽自動車が1台やって来て、おばちゃんが現れた。 すいませんと声をかけると、はたして宿の人であった。休業かと思い聞いてみると、暫く待たされたが風呂を見に行ったらしく、露天風呂は大丈夫入れると言う。ほっとした。
露天風呂へは宿の外を回り込んで行く。木々に囲まれた、こじんまりとした露天風呂だ。脱衣所はひとつだけ。湯船側からは目隠しはない。
湯船は家族風呂を少し大きくした感じ。5〜6人も入ればいっぱいだろうか。そこに匂いのない、透明な湯が満たされている。山の斜面側なので景色が良いはずなのだが、目隠しに生い茂っている木々のおかげで展望はあまり開けない。ただ、新平湯温泉の中では立地条件を考えるとましなほうかもしれない。
混浴に不慣れな彼女を誘った場合に、家族風呂のように入るのがいいかな、と思った。
※看板が下ろされているので、もう営業していないようです。