レポート | 日帰り
混浴露天
国道471号線を新穂高方面へ向かい、新平湯温泉を通過すると宝橋を渡った所でT字路に突き当たる。右に行くと新穂高温泉方面、そして正面が栃尾温泉の民宿街となる。民宿みなみ荘はこの民宿街とは少し離れた場所に有り、T字路を左に曲る。道の駅奥飛騨温泉郷上宝を過ぎてすぐ、右側の小高い場所に民宿みなみ荘があった。
民宿みなみ荘は外から見たらほぼ民家と変わらない佇まい。故郷に帰ってきたような気分にさせられる。母屋の右側に離れのような建物と共に露天風呂の脱衣小屋がある。脱衣所は男女別。奥が女性で手前が男性用。
【露天風呂】
露天風呂は道路を見下ろす見晴しの良い場所に作られている。脱衣所から露天風呂に出ると、こちらに来る時に通ってきた道の駅が見えていた。遠目ではあるが、双眼鏡でも使ってこちらを見れば良く見えてしまうんだろうなと思いながら、さして気にせず湯船に向かう。見えてしまうといっても腰を落とせば見えなくなるので、女性であれば胸だけ注意していれば大丈夫だろう。
湯は色がなく透明だが、湯船の底の色のために澄んだブルーに見える。湯船はそこそこの大きさがあるが、湯船の縁にスペースがなく広々感は少ない。湯船に入るアプローチも脱衣所側だけに限られているので、少人数じゃないと女性は入り難い感じだ。まあ民宿だからそんな大勢が同時刻にかち合うこともないだろうが。
自分にとって一番の問題は湯の温度。足を浸けてみると飛び上がるほど熱い。この湯にこの露天風呂の広さでは役不足なのであろう。しかも真夏のこの季節だ。30分程度の短い入浴時間となったのはそういうわけ。真冬の寒い時季に来た方が良かったかな〜。