レポート | 日帰り
貸切内湯
貸切露天
混浴露天
福地温泉全体が、旅館は多いのだがひっそりとしていて、隠れ家的な温泉地を形成している。浮かれた感じが無く、静かに温泉を楽しみたい向きには最適である。いわば料亭のような重厚なイメージなのだ。そんな福地温泉の中で日帰り入浴できる混浴露天風呂を持つ旅館はここ飛水だけである。
まず玄関を入ると、丁寧に応対される。日帰り入浴にはぞんざいな応対をする旅館が増えてきている中で、これは気持ちいい。一見の客とはいえ、いつ常連に化けないとも限らないのだから、どの旅館にも見習って欲しいものだ。清潔な畳敷きの通路を通って案内されたのは、これまた清潔な畳の敷かれた脱衣所であった。男女別である。
【露天風呂】
露天風呂への扉を開けると、こじんまりとした露天風呂があった。展望は全く開けない、庭のような露天風呂である。清掃は行き届いていて、綺麗に並べられてある桶といい、宿の配慮が感じられて嬉しい。透明の湯に身体を落とすと、なんだか社長と秘書のお忍び旅行かまたは、上司とOLの不倫旅行のような、不謹慎な気分になってしまった。
この露天風呂はちょうど宿の駐車場のすぐ横であるらしく、到着した宿泊客の騒がしい声が筒抜けで、ちょっと落ち着かなかったのが残念であった。
※混浴露天風呂は宿泊者専用に変更されました。