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混浴貸切温泉〜快楽秘湯表編

増富温泉 不老閣

日帰り温泉・温泉宿 - 混浴温泉貸切温泉の口コミ情報
13.10.02 追加
DATA 様

2013年9月平日 入浴者数男2人

休憩(10:00~15:00 要予約 期間4月下旬~9月下旬 定休日・火 2,625円)

不老閣は是非訪れてみたい施設だったが、混浴可能な岩風呂は宿泊でしか利用出来ず長いこと踏ん切れずにいた。しかしHPを久しぶりに覗くと、そこには休憩・岩風呂利用の文字が!! 1名2,625円とかなり強気な値段ではあるが、宿泊でしか利用出来なかったことを思えば安く済む。しかも期間が4月下旬~9月下旬と限られているのもあって、気が付けば予約の電話を入れていた。

名物の岩風呂へは、よく手入れがされてはいるが急な山道を登らなければならない。足の悪い湯治客にはキツイであろう上りを2、3分進むと道は途中から平坦になり、その先に岩風呂のある施設が見えてくる。木漏れ日の差し込む地面にはギンリョウソウモドキがが咲いていて、ちょっと不思議な雰囲気の道の先、ポッカリと開けた空間に山小屋のような湯屋が建っている。

岩風呂のある空間は浴室と言うよりは寺社の内部のような雰囲気で、中ほどの壁には山岳信仰によるものと思われる大日如来が祀られている。巨大な岩の下、5人も入れば肌が触れてしまうほど狭い湯船が口を開けていて、初めて目にする人には浸かるのが躊躇われるかもしれない。しかも湯の温度が20℃しかなく、少しでも躊躇すればもう入れなくなってしまう人もいるとか・・・。散々脅されていた私は気合一発浸かってみる・・・あれ? それほど冷たくないぞ。続くカミさんも、先に男性客が1人入浴していたので冷たさなど気にしていられないという感じであっさり浸かる・・・自分の中でハードル上げ過ぎてしまっていたようだ。

湯船の一角では、足元から絶え間なく炭酸ガスが上がってきては湯の表面でプチプチと弾ける音がして、目を閉じていると意識がスーッと遠くなるような感覚がある。後で気付いたが、窓には換気のため閉め切らないでくださいの文字が! 危ない危ない。

ラジウム泉は初めての体験で効き目の程は分からないが、十二分に非日常を楽しめる施設。しかし、混浴という観点からすると混み具合によっては肌が触れる事も覚悟しなければならないし、タオル巻きも此処の湯の力を信じて湯治に来ている人の心情を考えれば湯の劣化原因になるので遠慮するべきだと思うので、混浴上級者? の女性以外にはお勧め出来ない。それに岩風呂には男女別の時間も設定されているので、異性に裸を見られるのがどうしても嫌な人は、その時間を利用するのが筋というものだろう。